【小型二輪一発試験に向けた予習編】自動二輪小型ATの免許取得に向けて技能試験の内容を徹底的に予習する

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目指すは一発試験の一発合格!

私は自動二輪小型AT免許試験の一発試験に一発合格しました。今回はその本番に向けての予習編です。この予習が不足している受験者が多いため不合格者が多く発生しているのだと思います。予習さえすれば、私のように一発合格も不可能ではありません。

こちらが自動二輪小型(オートマ限定)の一発試験についてまとめているトップページです。

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予習の重要性

合格への道は、予習がすべてと言っても過言ではありません。教習所代と比べると技能試験の受験料は安いのですが、それでも試験手数料は4,050円です。飲み会1回分です。飲み会1回分のお金が一瞬のミスで消えていいと思うほど私はお金持ちではありません。そのために歩む唯一の道が予習です。技能試験を何度も受ければポイントを覚えて合格するかもしれませんが、合格までの実質の授業料としては安いものでなくなります。それに比べると試験前の予習はタダです。そのため、私は徹底的に予習することをおすすめします。何ごとも勝負は勝たねばなりません。合格するあてがない技能試験に挑むぐらいなら技能試験の受験日を延期した方がいいと思います。時間とお金の無駄絵です。しっかり予習してから技能試験に挑みましょう。

電話で試験日を延期することができます。もちろん無料です。

技能試験は減点法です。いかに失点を減らすかが鍵です。どんなスポーツでも守備が強いチームは強い。技能試験も守備重視で挑みましょう。

コースの研究

まずは、技能試験を予約したときにもらったコース図をしっかり理解するところから始めましょう。

こちらが75コースです。線をたどっていくのですが、難しい。パッと見てコース順を理解しづらい。この図面だけを見ていては、私には覚えることもできません。

76コースです。課題は同じなのですが、課題に挑む順序が異なります。75コースと同様にこれを指でたどって見ていくだけでは覚えることはとても難しいしです。

このコースを覚えるために、見やすく色を付けしてみました。

75コースのカラー版です。

課題も新たに文字起こししています。

黄緑緑色青色水色黄色ピンク茶色赤色紫色

の順に進みます。

さっきよりは段違いに分かりやすくなりました。コースがはっきりと見えてきました。

76コースのカラー版です。

課題の順序が代わりますが、色の順序は75コースと同じ順にしています。

黄緑緑色青色水色黄色ピンク茶色赤色

の順に進みます。

76コースの方は紫色を使うに至りませんでした。トータルではコースの距離が短いのかもしれません。比較しても仕方がないのでそこまでしませんが・・・

コースを辿ってイメージしていくと、コースを覚えるよりも先にそれぞれの課題をクリアすることの方が重要であることが分かってきました。

走行方法の研究

一本橋や急制動などの課題をいかにクリアするかはもっとも重要なことですが、課題に至るまでの基本動作を抜きにしては減点がかさみ不合格の憂き目を見ます。課題のクリアよりも先にまずは基本動作を覚えることの重要さに気づきました。一般的に街を走っているバイクの走り方をしてしまうと不合格は間違いありません。何をすれば減点になるのかも含めて覚えておく必要があります。

基本動作の留意点

技能試験においては、基本動作において以下の5点に留意することが重要です。

  1. 低速走行
  2. 大きな確認動作
  3. 交差点手前で徐行、左右確認
  4. 止まってから発進するとき、左右後方確認
  5. 声を出す
低速走行

安全確認動作を行うには、時間がかかります。例えば、右折時に、右後ろを見て前を向いてから幅寄せをするわけですが、前を向く前から幅寄せを始めていませんか?やっちゃいますよね。これを行うと減点です。しっかり前を向いてから幅寄せをしないといけないのです。

そのためには、交差点のかなり前から右折動作に入らないといけないわけです。しかし、試験コースは狭いのです。早く動作を開始したくても限界があります。そのため、安全確認動作の時間を取るためには、ゆっくり走って時間を稼ぐしかありません。

そのため試験で心がけなければいけないことが「低速走行」なのです。

大きな確認動作

試験官は、待合所の2階からコースを眺めています。左右確認や後方確認などは目だけで確認したとしても試験官から見えません。試験官も人間です。見過ごすこともあるでしょう。そのため、試験官に認識してもらうためには、しっかり首を振って安全確認動作をしなければなりません。必要以上に大きな動作を心がけることが合格への道です。

私は試験本番で試験場のヘルメットを借りましたが、あえて遠くから確認動作が分かりやすいヘルメットを選択しました。また、試験のときに自分のヘルメットにカラーテープを付けて遠くからでも動作を分かりやすくしている受験者もいるという話も聞きました。合格するためにできることはすべてやっちゃいましょう。

このように試験では必ず「大きな確認動作」を心がけましょう。

交差点手前で徐行、左右確認

交差点は徐行して左右確認して走行する必要があります。安全確認するためには、交差点ではしっかり速度を落として時間を稼ぐことも必要になります。さらに、試験官に速度を落としたことを認識してもらうために、徐行する前までは速度を上げておく必要があります。ずーっと徐行している車両は、徐行していないとみなされるかもしれません。メリハリが大事です。

試験では必ず「交差点手前で徐行、左右確認」を心がけましょう。思わず忘れてしまいがちですが、気をつけましょう。

止まってから発進するとき、左右後方確認

信号や一時停止位置から発進するときは、左右後方の確認をする。当たり前ですが、日常では忘れがちです。この動作は自分の癖にするしかありません。私は試験1ヶ月前から自転車を運転するときは、こうした安全確認動作を心がけていました。歩いているときでも信号では、後ろを向いて安全確認をしてから歩きはじめるようにしていました。

これは、信号や一旦停止のときはもちろんですが、急制動課題の停止後や坂道発進の開始時も左右後方の確認が必要です。試験では必ず「止まってから発進するとき、左右後方確認」しましょう。癖にすれば忘れることはありません。

声を出す

「ウインカーON、右よし、左よし、後方よし、前よし、幅寄せ、右折、ウインカーOFF」と安全確認を声に出しながら走ります。実際は「前よし」は不要ですが、「前よし」と喋るためには前を見なければなりません。これは、前を見ずに幅寄せを開始することを防ぐために考えたことです。ほかにも「停止よし」とかもすべて喋ります。交差点や横断歩道などでもすべて安全確認動作とセットでしゃべります。しゃべることで時間にも余裕ができます。

声を出すことが恥ずかしいですか?発着点以外は、誰にも聞こえませんので、気にすることはありません。聞こえたところで、それがどうした。声に出すことで動作順序をより覚えていきます。技能試験当日のコースの下見でも喋りながら歩きました。イメージを覚えやすいです。

とにかく、安全動作と「声を出す」はセットです。やることなすことすべて声を出しましょう。

右左折

右左折時の安全動作は、体に叩き込んでおく必要があります。技能試験では、何度も右左折をします。右左折動作が不安では、目も当てられません。右左折は、安全確認動作が多いです。癖になるまで覚えましょう。

  1. 後方確認(ミラー)
  2. ウインカー
  3. 左右後方確認
  4. 前を向く
  5. 幅寄せ(30m手前)
  6. 徐行で曲がる
  7. (左折)内側走行
  8. (右折)センターラインから出ない(ゼブラと矢印の間を走行)
  9. 巻き込み確認(左折)
  10. 平行走行でウインカー消灯
後方確認(ミラー)

右左折を開始するときは、最初にミラーで後方確認します。実際に後ろを向いてもいいと思います。緊張するとこのあたりの動作が無茶苦茶になってきますが、最悪でも確認忘れがないようにしましょう。緊張したり焦ったりすると確認が終わらぬままに交差点に突入してしまいます。焦らずゆったりと行いましょう。

ウインカー

ウインカーを出してから幅寄せ開始まで3秒必要です。この3秒は体感的には長いです。ウインカーを早めに出すことはもちろんですが、試験コースは距離が短いこともあり、3秒をクリアできないときもあるでしょう。また、緊張していると走りながら3秒を感じることは難しいので、「左右確認」と「前を向く」動作で時間を稼ぐことを心がけます。そのために、先に書いたように「左よし」「右よし」「後ろよし」と喋ることで少しでも時間を稼ぎます。喋らないよりは喋ったほうが絶対に時間を稼ぐことができますし、心に余裕も生まれます。また、先に書いたように、ゆっくり走ることで時間を稼ぐことも需要です。

左右後方確認

順番に「左よし」「右よし」「後ろよし」と喋りながら確認します。

前を向く

当たり前とはいえ、忘れやすい動作です。前を向かずに後ろを向きながら幅寄せを開始しがちです。必ず前を向いてから幅寄せしなければならないので、あえて必要な動作として覚えましょう。「前よし!→幅寄せ開始」を運転の癖にしましょう。

幅寄せ(30m手前)

ウインカーを出してから幅寄せ開始まで3秒必要です。左折時は無理のない範囲で幅寄せしましょう。なお、左折時に路側帯を踏んではいけません。気をつけましょう。

徐行で曲がる

右左折時には徐行する必要があります。幅寄せしてから徐行するよりも幅寄せ前に徐行しておくぐらいのイメージで徐行を始めます。徐行したことが分かるように運転にメリハリを付けましょう。メリハリというのはなかなか難しいのですが、安全確認動作を覚えておかないとそこまで気持ちがついていけないですね。心に余裕を持つためには、安全確認動作を体に叩き込んでおくしかありません。

(左折)内側走行

左折時はインベタのイメージで。ただし、白線を踏むと減点です。ギリギリでなくても問題ありません。二輪車は通常左よりを走行していますが、それよりは気持ち内側走行というイメージ程度でいいでしょう。

(右折)センターラインから出ない(ゼブラと矢印の間を走行)

右折時は、センターラインから逆車線に入ってはいけません。減点です。交差点中央にゼブラがある場合は、ゼブラを踏んではいけません。また、矢印がある場合は、ゼブラ(道路中心)と矢印の間を走行しましょう。

巻き込み確認(左折)

左折するときは完了前に巻き込み確認が必要です。これも忘れがちな動作です。「巻き込みよし!」と声を出す癖を付けましょう。

平行走行でウインカー消灯

ウインカーの消し忘れも多いです。街なかでも見られることですが、「消灯よし!」と声に出す癖を付けましょう。ずっとウインカーを点灯したままで走行していると減点対象になります。ウインカーの消灯は平行走行になってからです。

乗車

乗車するときから試験は始まっています。ここでの減点はあまりにもったいないです。乗車は、試験中に一度しかやりませんが、手順は思っていた以上に多いです。しっかり手順を覚えておきましょう。

  1. 前後確認
  2. 前ブレーキを掛けてマシンを立てる
  3. スタンドをしまう
  4. 後方確認
  5. 着座(右足を地に付けない)
  6. ミラー調整(ブレーキ掛けたまま)
  7. エンジン始動(ブレーキ掛けたまま)
  8. 左右後方確認
  9. ウインカー
  10. 左右後方確認
  11. 前を向く
  12. 発進
  13. ウインカー消灯
前後確認

乗る前に車両の前後を確認します。指差し確認して、「前よし!」「後ろよし!」と声を出しましょう。

前ブレーキを掛けてマシンを立てる

マシンを立てるときは、前ブレーキを掛けたままで行います。なお、試験車両の後ろにはブレーキランプなどが付いていいて、どのブレーキを掛けているのか試験官に分かるようになっています。

スタンドをしまう

マシンを立てた流れでスタンドをしまいます。当然、前ブレーキを掛けたままで行います。走行を開始するまで前ブレーキはかけたままです。

後方確認

再び後方を確認します。このタイミングでこの動作は不要かもしれませんが、これでもかと思うぐらいに安全確認をしておきます。

着座(右足を地に付けない)

安全確認が終わったら着座します。このとき右足を道路に付いてはいけません。後続車にはねられるかもしれないという理由でしょう。一時停止のときでっも同じです。乗車したら右足はずっと二輪車の上になければなりません。これも癖にしておかないと思わずやってしまう減点です。

ミラー調整(ブレーキ掛けたまま)

ミラーを調整します。そのままのミラーの位置で見えていようがいまいが、必ずミラーの調整をします。調整しないと減点です。このときも前ブレーキを掛けたままで行います。

エンジン始動(ブレーキ掛けたまま)

エンジンを始動するときもブレーキは掛けたままにしておきます。

左右後方確認

左右後方の確認をします。「左よし!」「右よし!」「後ろよし!」

声を出して確認しましょう。

ウインカー

右ウインカーを出します。

左右後方確認

しつこいですが、発進前に再度左右後方を確認します。

前を向く

後方が安全なら、そのまま前を向かずに発進してしまいがちですが、しっかり前を向いてから発進します。

「前よし!」の声を出せば、前を向いてから発進するしかありませんので、声出しを癖にしましょう。

発進

後ろから車両が来ないことを確認できていますね?他の試験車両が来ないことを確認した上で発進します。他の試験車両が来ていれば、先に行ってもらいましょう。できる限り周りに他の試験車両がいない状態で発進しましょう。

ウインカー消灯

発進したらウインカーを消灯します。これも忘れがちですが、しっかり消しましょう。さあ、ここから本当の試験本番です!

降車

試験課題の最後ですが、降車動作も試験の対象です。完走したあとですので、油断しがちですが、最後まで気を抜いてはいけません。早く終わって楽になりたいですが、ここでの減点はもったいない。焦らずにしっかりクリアしましょう。

  1. 停止
  2. 後方確認
  3. エンジン停止
  4. 後方確認
  5. 降車
  6. スタンドを立てる
  7. ハンドルを左に切る
  8. 後方確認
  9. 車両から離れる
停止

停止位置の手前に停止します。縁石と平行に止めましょう。白線を踏んではいけません。ここまで辿り着いた受験者であれば大丈夫だと思いますが、急ブレーキにならないように気をつけましょう。当然ですが、着地するのは左足だけです。

後方確認

まずは、右後方確認です。「後ろよし!」

エンジン停止

エンジンを停止します。エンジン音が聞こえなくなると、試験が終わったような気にもなりますが、試験はまだ終わっていません。

後方確認

再び右後方を確認します。

降車

安全を確認できたら、降車します。

スタンドを立てる

スタンドを立てます。

ハンドルを左に切る

ハンドルを左に切ります。これも忘れがちな動作です。忘れないように気をつけましょう。

後方確認

最後の後方確認です。「後ろよし!」

車両から離れる

試験終了です。

おつかれさまでした。ここまでたどり着けるならきっと合格です!

停止線

いつも街なかで止まり慣れているはずの停止線ですが、技能試験では注意する必要があります。

  1. 1m手前で停止する
  2. 右足を付けない
1m手前で停止する

停止線をタイヤで踏んだら減点です。停止線の手前で止まる必要があります。最初は停止線の直前で止まるイメージで考えていましたが、停止線のあとに右左折するときに距離が短いと速度調整が難しく運転が不安定になります。不安定さから足を付いていしまうと減点になってしまいます。

そのため、右左折までの距離を取るために停止線の1m手前で停止することで、発進後に安定した速度で落ち着いて交差点に進入するための動作です。

右足を付けない

右足を道路に付くと減点です。後続車に当たるかもしれないということが理由だと思われます。足を付くときは必ず左足です。

このことは予習して知ったことです。盲点でした。普段でも心がけましょう。

気にすべき減点項目

  1. カーブ内で減速
  2. 赤信号でリアブレーキを外す
  3. 横断歩道で左右確認なし
カーブ内で減速

カーブ内で減速すると減点対象らしい。カーブに入る前に確実に減速しておく必要がありますが、これがなかなか難しい。1週目に40km/hの指定速度で走行後にカーブに入りますが、カーブに入るまでに減速しておく必要があります。指定速度走行区間からカーブまでの距離が短いので急ブレーキとは言わないでもなかなか減速は大変です。まさにメリハリの効いた運転を心がけなければなりません。

最初のカーブ以外であってもカーブ進入前の減速を心がけましょう。カーブは惰性運転でクリアするぐらいのイメージで進入しましょう。

赤信号でリアブレーキを外す

これも忘れがち。停止中はブレーキをかけっぱなしにしておかなくてはなりません。

試験車両の後部にはブレーキランプが付いているので、試験官からも丸見えです。癖にするしかありません。

横断歩道で左右確認なし

横断歩道は、左右確認が必須です。試験コースの小さい横断歩道は油断すると忘れてしまいます。

横断歩道はもちろん、交差点でも踏切でもとにかく首を振って安全確認することが大事です。

メモ付きコース図

コース図に注意すべき走行動作を含めたメモを追加したのが、動作メモ付きコース図です。このコース図を見ながら試験までイメージを高めます。

動作メモ付きコース図(75コース)

動作メモ付きコース図(76コース)

コースを覚える

技能試験を受験するまでにコースの順序を覚えなければなりません。一つ一つの走行動作は、なんとかこなせるような気がしますが、コースを間違えると焦りから減点を重ねていくような気がします。

試験官もコースを覚えていなければならない(コース図を持っているとしてもそれなりに覚えているはず)ので、何かしらの法則性があるはずです。コースを覚えるために、コース図を眺めていると法則性が見えてきました。

「慣らし運転」と「大きく一周」はどちらも最初に行います。そして、どちらのコースも「一本橋」の直後に「S字、クランク」がセットになっています。

分類すると、課題は大きく「障害物」「坂道発進」「一本橋」「急制動」の4つになります。

75コースの課題を順に並べてみました。

「障、坂、一本、急制動」の順序で並んでいます。

これが76コースの課題です。

「一本、坂、障、急制動」の順序で並んでいます。

 

並べて分かりますが、「坂道発進」は2番目の課題として、急制動は4番目の課題として固定されているのです。

となると、「一本橋」と「障害物」が1番目か3番目になるだけなのです。

課題の順序をまとめるとこのようになります。

  • 75コース 「障、坂、一本、急制動」の順
  • 76コース 「一本、坂、障、急制動」の順

昔、高校の数学でやった数列に似ている気がします。数列の勉強もこんなところで役に立ちました。どんな勉強も無駄ではありません。どこまで役に立つんです。

そして、どのようにこの課題に向かうかルートを覚える必要があります。

改めて75コースのコース図を眺めます。コース図を上に向かって進む順序に注目して考えると、5回(5周)上に進むことが分かります。ここに法則性を見つけました。

  • 1周目 慣らし運転で手前の交差点を曲がり一周
  • 2周目 一番奥を廻って大きく一周
  • 3周目 一番奥を廻って「障害物」に向かう
  • 4周目 真ん中の交差点を曲がり「坂道発進」に向かう
  • 5周目 手前の交差点を曲がり「一本橋」に向かう→S字+クランク
  • 「急制動」に向かう

次に76コースを同じようにコース図の上に進むことに注目しながら分解します。

  • 1周目 慣らし運転で手前の交差点を曲がり一周
  • 2周目 一番奥を廻って大きく一周
  • 3周目 一番奥を廻って「一本橋」に向かう→S字+クランク
  • 4周目 真ん中の交差点を曲がり「坂道発進」に向かう
  • 5周目 手前の交差点を曲がり「障害物」に向かう
  • 「急制動」に向かう

見えましたか?

75コースも76コースも交差点を曲がる順序が同じなのです。両コースの同じ部分を抽出しました。

  • 1周目 慣らし運転で手前の交差点を曲がり一周
  • 2周目 一番奥を廻る
  • 3周目 一番奥を廻る
  • 4周目 真ん中の交差点を曲がり「坂道発進」に向かう
  • 5周目 手前の交差点を曲がる
  • 「急制動」に向かう

コースの暗記は楽勝!

改めて、まとめます。課題は大きく4つに絞られます。それぞれ課題の順序は覚えるしかありません。これぐらいは簡単に覚えられます。

  • 75コース 「障、坂、一本、急制動」の順
  • 76コース 「一本、坂、障、急制動」の順

75コースも76コースも交差点を曲がる位置は同じなので、これに4つの課題を加えるとこのようにまとめられます。

  • 1周目 慣らし運転で手前の交差点を曲がり一周
  • 2周目 一番奥を廻る
  • 3周目 一番奥を廻る(課題1:障害物(75)、一本道(76))
  • 4周目 真ん中の交差点を曲がる(課題2:坂道発進)
  • 5周目 手前の交差点を曲がる(課題3:一本道(75)、障害物(76))
  • 「課題4:急制動」に向かう

歳をとると暗記は苦手なので、分解して整理にするとなんとか暗記できる範囲内に収まります。

まとめ

ハッピーモルモット

普通自動二輪(小型AT限定)免許の一発試験合格に向けての予習についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?

技能試験に立ち向かうための準備で最も重要なことが今回の予習です。基本動作はもちろんのこと、右左折や乗車・降車の手順は、癖になるぐらいに覚えていくしかありません。普段の原付きや自転車での走行時に動作を確認して忘れがちな安全動作もこの際にしっかり覚えて癖にしておきましょう。

また、コースは覚えるしかありません。法則性がありますので、この法則性をポイントとして抑えておけば、覚えるためのハードルはかなり下がります。そう難しいことでないことが分かったと思います。法則性を理解せずに本気で丸暗記できる人はすごいですが、私には無理です。

技能試験の一発合格は不可能ではありません。頑張りましょう!

では、またお会いしましょう!

予習がしっかりできた上で、技能試験の本番に挑みましょう!予習が不足していると思ったら試験を延期しましょう。

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