風圧が侮れないことに気づきました
DIYで愛車PCX(2023年式 PCX125 JK05)にエンデュランス (ENDURANCE) バイク ロングウインドスクリーンを取り付けました。
原付きと比べると小型二輪で走る時間は長くなりました。そして、速度が明らかに違う。当たり前ですが、速度が上がると風圧も上がります。この風圧は、体の熱を奪います。これって、結構な体力ダウンに繋がります。寒いのも嫌ですし。
PCXには、標準で小さなスクリーンが付いていますが、このたびロングスクリーン取り替えてみました。
部品と材料編
エンデュランス (ENDURANCE) ロングウインドスクリーン
どのスクリーンにするか悩みましたが、そこそこの高さのスモークが欲しかったので、エンデュランス (ENDURANCE) のロングウインドスクリーンに決めました。
左が標準搭載されているスクリーン(バイザーが正式名称らしい)、右が今回購入したロングスクリーン
標準スクリーンと比較すると少し暗めの印象ですが、大きいからそう見えるだけかも?実際、サイズは大きいです。
エンデュランス (ENDURANCE) のホームページに掲載されている比較写真
ロングスクリーンと比べると標準スクリーンはないに等しい。実際、標準スクリーンは、飾りのような感じではあります。
大きな箱に入って送ってきました。箱がでかい!というのが第一印象。当然ですけど、箱の中はスカスカです。
ロングスクリーンの取り付けステーが同梱されています。このステーは左右異なるので、取り付けには注意が必要。
作業編
箱に取扱説明書は、入っていません。エンデュランス (ENDURANCE) のホームページの取付説明書を見ることになっています。実際、この取付説明書はとても丁寧で分かりやすい。親切な会社です。
このロングスクリーンの取り付けは、取付説明書を見ることなく一発で取り付けることはできないでしょう。まずは、取付説明書を読んでから作業に入りましょう。私のように二度手間をすることがないようにしてください。
標準スクリーンの取り外し
まずは工具で傷つきそうなところを養生します。
フロントカウルを取り外すことが難しといろんなサイトに書いていますが、やってみると、実際は難しいとは感じませんでした。予習の成果でしょうか?
フロントカウルを取り外すためには、まずはネジを取り外します。フロントスクリーンの下の奥まったところにネジがあるので、ドライバーを差し込んでネジを取り外します。
ガスっと下方に引っ張るとフロントカウルは簡単に外れます。
思っていた以上に簡単に外せたので、拍子抜けしました。
次にフロントスクリーンを取り外します。左右に六角ネジとボルトが各2本で固定されています。なんで、ネジの種類を変えてるんでしょうかね?
標準スクリーンを取り外しました。標準スクリーンの取り外しは簡単です。
スクリーンを取り外すとPCXは間抜けな感じに見えます。
ロングスクリーンの取り付け
ステーを仮止めします。
黄色の丸で囲った部分が取り付けたステーです。ステーを左右2か所ずつ系4か所に取り付けています。この作業では、このステーが若干動く程度に仮止めすることがポイントです。このあとに、ロングスクリーンを仮止めしますが、このときにステーが動かなければロングスクリーンの位置を決めることができません。
フロントカウルは外したままで、ロングスクリーンを仮止めします。ロングスクリーンを仮止めした位置でステーをしっかり締めて固定します。
ステーを固定したあとで、ロングスクリーンを再度取り外します。手間ですがきれいに取り付けるためには仕方ありません。
ロングスクリーンを取り外して、フロントカウルを取り付けました。
養生をしているとはいえ、フロントカウルを取り付けた方が締まりがあります。
再びロングスクリーンを取り付けます。今度はしっかり止めます。これで完成です。
ロングスクリーンのネジを塗装する
完成したとはいえ、ロングスクリーンをよく見ると、せっかくのスモークのロングスクリーンにキラキラ銀色に光る取り付けネジが目立ちます。お金をかけないことがモットーとはいえ、これはいまいちと私は感じます。この際ですので、ネジを塗装することにしました。
ラッカースプレーをホームセンターで購入しました。
実は、ホームセンターで黒いネジを探したのですが、そのホームセンターでは売ってませんでした。店員さんに相談すると塗った方が早いのでは?ということで、このラッカースプレーを購入するに至りました。
ネットで探すと高耐久のスプレーも売っています。たいして価格に差があるわけでもないので、耐久性が高いほうが良さそうな気がします。
塗装するネジを新聞紙の上に並べます。新聞紙は便利です。新聞を取っていない家はこのようなときにとても不便だと思いますが、どうしているんでしょうか?こうした作業をするために新聞を購読しているわけじゃないんですけどね。
スプレーで2度塗りしました。そのまま乾かしますが、新聞紙が張り付くことがあります。新聞紙を剥がすと塗装も一緒に剥がれたりするので、3度塗りした方がいい場合もあります。
天候によりますが、この日は晴れていたので、数分後には乾きました。
ネジを再取り付けしました。いい感じだと思います。
ドライバーでネジを締めすぎると塗装も剥がれます。それなりに止めましょう。まあ、多少塗装が剥がれてもそれほど目立っていないので、気にしないようにします。
使用感
ロングスクリーンにとても満足しています。以前は胸で風を受けていると感じていましたが、顎の下あたりから下に風を感じません。手をかざすとよく分かるのですが、体の外に手を出すと風を受けまくります。胸に手をやると風を感じません。ここまで差があるものかと驚きました。ロングスクリーンがあることで体温を奪われるリスクが下がることは明らかです。
また、前方が見えにくいかというとそれはまったく感じません。スクリーンを通して見る路面は、前輪の1メートルほど先の位置でしょうか。運転しながらそんな位置を見ることはありません。といっても、その位置が目視できないというわけではなく、スモークスクリーンであってもスクリーンを通して路面状態を確認することはできますので、問題はありません。
あと、取り付けネジを塗装はしてよかったと思いました。見た目が違います!
まとめ
DIYで愛車PCX(2023年式 PCX125 JK05)にエンデュランス (ENDURANCE) バイク ロングウインドスクリーンを取り付けたDIYレポートをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
原付きと比べると小型二輪で走る時間は長くなりました。そして、速度が明らかに違う。当たり前ですが、速度が上がると風圧もそれなりに大きくなります。この風圧は、体の熱を奪います。そして、体力を失います。単純に寒いのも嫌ですし。このロングスクリーンには、とても満足しています。顎の下あたりから下には風を感じません。ここまで差があるものかと驚きました。ロングスクリーンがあることで体温を奪われるリスクが下がることは明らかです。
取り付けも簡単です。取り付けを悩んでいる方は、おすすめします。
フロントカウルの取り外し作業はこのサイトが非常に参考になりました。
ありがとうございました。
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