スピードメーターが廻らなくなった
原付きで走っていて、なにかカラカラと音がしたなあと思ったらスピードメーターが廻らなくなっていました。
調べてみると、原付きバイクではよくあることのようで、スピードメーターケーブルさえ交換するとすぐに直るようです。
そこで、ケーブルの交換に挑戦してみましたが、ケーブル形状がメーカーや型番によって異なることで無駄な買い物をしてしまいました。取り替えるにあたっては、最初にバラしてからよくコネクタ形状を確認する必要があります。
スピードメーターケーブルはメーカーや機種ごとに異なる
今回のポイントはこのスピードメーターのケーブルの種類に行き着きます。
ケーブルさえ間違えなければ、交換作業は簡単です。一瞬で交換できると言っても過言ではありません。
ちなみに、私は2回購入に失敗しました。
ネットショップでは、原付きの種類によって販売している場合が多く、ケーブルコネクタの形状の写真が表示されていないことも多く、コネクタ形状については特に記載がないページがほとんどです。
私のマシンは中古で購入したホンダのDioなのですが、購入以前に改造されていた形跡がありました。そのため、ノーマルの商品(?)ではコネクタ形状が異なるようで、取り付けることができませんでした。購入時にはしっかりと確認してから購入した方がいいでしょう。
私が購入して正解だったものは、こちらです。
ホンダ トゥデイ対応の商品でした。
私が間違って購入してしまった商品はこちらです。
型番などを調べると、車体番号がAF35だったので、ライブDIO-ZXだと思っていたのですが、全然合いませんでした。
ちなみに、上記を購入するとき、長さが足りない場合に備えて、ロングタイプを買いましたが、大抵の場合は、ロング商品は不要です。ケーブルが微妙に長いので、取り回しが大変です。原付きに取り付ける場合は、通常の長さの製品を選びましょう。
これがバッチリ合致した商品のコネクタ形状です。ホンダ トゥデイ対応の商品です。
ハンドル側のコネクタはどの原付きでも合致するようです。
全体図
左が合致したケーブル、右が合わなかったケーブル
左が合致したケーブル、右が合わなかったケーブル
スピードメーターケーブルの取り外し
まずは、かごを取り外します。
最近は、かごを付けていない人が多いですね。ヘルメットをちょっと置いたりするのに重宝するので私は愛用しています。
次はサイドミラーを取り外します。
サイドミラーは両方あったほうがいいですよね。安全第一です。
運転席側のネジを外します。
ハンドルカバーが外れました。
真ん中の銀色のコネクタがスピードメーターケーブルです。
フロントカバーを外します。
コネクタはネジ状です。
簡単に外れます。
ケーブルのタイヤ側はマイナスドライバで突起を押しながら引っ張ればすぐに外れます。
スピードメーターケーブルの取り付け
取り外しの逆です。
前面カバーの中を上手にケーブルを通して、スピードメーターの裏側に接続します。
芯線を受け口に突っ込んでナットを廻します。
難しくありません。
スピードケーブルのコネクタは簡単にハマります。
カバーなどを取り付ければ完成です。
ハンドルカバーだけは、なかなか取り付けが難しかったです。
落ち着いてやればできます。
ある意味、この作業が一番面倒でした。
ポイント
・ケーブルの種類を間違えずに購入すること