通勤・通学用自転車でもいい感じでカッコいいのがブリジストンのクロスバイクTB1です
しかし、クロスバイクTB1本体だけでは、通勤・通学にはちょっとばかり難があります。
まず、必須となるのは、荷台(リアキャリア)です。
また、クラブ活動をするとなると荷物は増えます。リュックを背負うという手はありますが、暑い夏の背中は汗だくです。そのため、前かご(バスケット)も必要アイテムです。
バスケットはちょっとした買い物を入れたり、鍵を掛けるときなどにちょっとリュックを置いておくためにも便利なものですので、おすすめします。
通勤・通学用の自転車は、見た目よりも実用性重視です!
荷台(リアキャリア)の取り付け
このままでも十分かっこいいブリジストンTB1ですが、通学や通勤に使うにはこのままでは使いづらい。リアキャリアやフロントキャリアの装備は必須です。
リアキャリアやフロントキャリアが必要ない方は、もともとこのTB1を購入していないのではないでしょうか。
ブリジストンの純正リアキャリアは今風の細長いタイプです。
我が家では、しばらく前に廃車にしていたブリジストンの通学用自転車アルベルトのキャリアを流用することにしました。
10年前に購入したアルベルトのステンレス製リアキャリアですが、とても丈夫なものでサビ一つない状態です。
リアキャリアの前側は、サドル下の取り付けボルト穴に取り付けますが、アルベルトのボルトが長いので飛び出ます。
仕方なくナットを追加購入して両側に挟み込みました。取り付けボルトがはみ出ていますが、足に当たるなどの問題は特にありません。
リアキャリアの下側の固定もします。
車輪軸のナットを取り外して取り付けました。特に問題なく取り付けられました。
若干モッチャリした感じになりましたが、リアキャリアは大きい方が荷物を固定しやすいです。
個人的には、前カゴなど取り付けずに、この状態で使った方がかっこいいと思います。
前かご(バスケット)の取り付け
少しかっこ悪いとはいえ、買い物袋をちょこんと置くこともできるというバスケットはとても便利なアイテムです。これは通勤・通学用の自転車には必須のアイテムです。
バスケットはスチール製とステンレス製の2種類があります。
価格に差があるので悩みどころですが、自転車置場(学校、職場、駅など)に屋根があるかどうかで決めてはどうでしょうか。屋根があればスチール製で十分です。屋根がなければステンレス製を強くおすすめします。
当然ですが、自宅には屋根がある前提です。屋根がなければ自転車にシートを掛けるようにしましょう。自転車の寿命が大きく変わります。
フロントキャリアの取り付け
バスケットを取り付けるためには、先にフロントキャリアを取り付ける必要があります。このフロントキャリアにバスケットを固定します。
バスケットとセットで安くしてほしいですので、フロントキャリアだけを付けている人もいるので、セットにはならないのでしょう。
フロントキャリア本体にボルト類と反射板がセットになっています。
組立説明書も付いています。ちなみに、バスケットには説明書が付いていません。
まあ、しっかり読むほどのものではありません。
では、早速取付作業を行います。
フロントキャリアの下側を固定するために、前輪の軸を固定しているボルトのキャップを外します。
新品の自転車であれば、素手でも取り外せます。
取り付け前
取り付け後
特に問題なく取り付けられました。
フロントキャリアのハンドル側は、前輪の泥除けを固定しているボルトカバーを取り外して取り付けます。
固定できました。
こちらも簡単です。
反射板を取り付ければ、フロントキャリアの取り付けは完成です。
前かご(バスケット)の取り付け
フロントキャリアを取り付けた後、アルベルトのバスケットを取り付けるつもりだったんですが、アルベルトのバスケットは思いのほか大きく、ブレーキレバーに当たるという不具合があります。
純正でないので仕方がないとはいえ、これでは取り付けることができません。
仕方がないので、純正バスケットを取り付けることにしました。
バスケットには、左からネジ類、ネジカバー、謎の金具が付属しています。
説明書は付属していません。
これが謎の金具です。これには悩まされました。
バスケットの固定に必要な雰囲気がないボリュームです。取付説明書がないので、不要なものかと思いました。
こうしたオプションは販売店が購入して取り付ける前提なのでしょうか?
ブリジストンさん、お願いします。せめて、説明書を付けてください。
まずはフロントキャリアの正面にバスケットを固定します。
かご側はブリジストンマークの付いたネジカバーを取り付けます。
バスケットの下部も簡単に取り付けられるのかなと思いきや、バスケットの下側の固定ができません。
ナットが足りないんじゃないか?と思い、いろいろ考えましたが、冷静に考えるとナットだけではバケットを固定することができないことも分かりました。
悩んだ挙げ句、あの謎の金具を使えば固定できました。
こんな感じで、バスケットと謎の金具を使ってフロントキャリアを挟みこむ形で固定します。
実際に、この謎の金具はナジの受けとして使っているだけなのです。なぜ、このような形であるのか分かりません。
かなり重いので、自転車に取り付ける部材としてはその点でも意味不明です。
バスケット以外の何かしらを固定する用途がメインなのでしょうか?ライトを固定するにしてもフロントキャリアの真横になってしまうので、それもできそうにないのでです。とりあえず、説明書だけでも付けてください。
取り付けが完了しました。
うん、ぼちぼちかっこいい。
さすがは純正のバスケットです。
ちなみに、このバスケットは、ハンドル側が低くなっているので、ブレーキ操作に不都合はありません。
でも、アルベルトのバスケットに比べれば、薄い。ビジネスバックや古の学生カバンを入れるためのものでしょうか?
こんな学生カバンを使っている学校は、まだあるんですかね?
騒音が出る?
かごを付けた後に、「カンカン音が鳴る」という騒音問題が発生しました。
バスケットの固定が甘いのか?といろいろ原因を探りましたが、なかなか見つかりません。
実際の原因は、かごじゃありませんでした。
なんと、この前輪のブレーキケーブルに付いている筒のようなものがフロントキャリアに当たって騒音が出ていました。
これはなんのために付いているものでしょうかね。
用途はともかく、こいつが金属部に接触しなければ、騒音は発生しません。
取り急ぎ、ブレーキケーブルをハンドル側に動かした上で、他のケーブルと針金でくくりました。
これで騒音問題は解決しました。
まとめ
ブリジストンの通学・通勤用自転車TB1にバスケトットとリアキャリアを取り付けるというDIYレポートはいかがだったでしょうか。
自転車にはかごなどを付けない方がかっこいいのですが、実際はバスケットもリアキャリアも必要な場面が多いです。特に通勤や通学で使用している人は必須アイテムと言っていいでしょう。
TB1を購入したけど、キャリアをお店で取り付けるのは面倒だと思っている方はDIYでチャレンジしてください。とても簡単に取り付けることができます。お役に立てられたら幸いです。