B-CASとは?
B-CASとは、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS社)が提供する限定受信方式、または同機能を実現するために受信機に設置するICカード(B-CASカード)のこと。(Wikipediaから)
カードエラーの問題
しかし、世の中のテレビになぜこのようなB-CASカードなどが必要なのか?
・有料放送の課金管理など
・コピー回数の管理
この2つを目的としているに尽きます。
しかし、このカードに問題が多く、読み込みエラーとなって
「B-CASカードが正しく挿入されていません。カードをご確認ください。」
と言われている人がなんと多いことか。
そういう困った人の多く(いや、あえてほとんどと言ってしまおう。)は、いたって普通にテレビを見たいだけなのである。
朝起きて、天気予報を見ようと思っても、エラーが出てがっかりした人のなんと多いことか。
録画をしていたのに、録画されていないことのなんと多いことか。
録画のダビングなどほとんどの人はしていない。
一回見たら消す人がほとんどである。
ほんとに困ったものである。
視聴者にとっては、利益よりも不利益の方が多いというのがこの困ったB-CASカードであります。
カードエラーが頻発している方は、「B-CASカードの不具合が簡単に直りました」をご覧ください。

最近になってはっきりと分かりました。
ほんとうに多くの方が、この問題に直面しているようです。
もしかして、すぐにエラーになるように作っているのではないかと疑念まで持ってしまいます。
エラーになると買い換えようかなと思う人が多そうですものね。
2020.4.25
B-CASカードの再発行は有料
カードの読み込みエラーが多発している問題があるにも関わらず、なんとB-CASカードの再発行について調べてみると・・・
「受信機器をお買い求め後、3年以上が経過している場合は、有償(2,050円)になります。」
とのことです。
3年以内に怪しい減少が発生していれば、必ず交換しておくことをオススメします!
3年以上経過して怪しい状態であれば、下記ページで不具合解消の方法をお試しください。

B-CASカードの怪しいところ
B-CASカードの所有権
なんと、B-CASカードの所有権はB-CAS社にあります。
まあ、そんなことはB-CASカードに限った話ではありませんが、所有者はしっかりと利用者が問題なくテレビを視聴できるように努力してほしいと思います。
しかし、そもそも無料番組を視聴するときになぜ管理される必要があるのか?
そこで、無料放送であったとしても、録画後のコピーの話が出てくるのでしょうが、なんとも納得のいかないものです。
こちらは、不正をしているわけではないのに、不利益だけを被っているような気がします。
B-CAS社とは?
株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが正式名称。
位置民間企業です。
株主はテレビ局や電機メーカーなどが並んでいます。
日本放送協会、株式会社BS日本、株式会社BS-TBS、株式会社ビーエスフジ、株式会社ビーエス朝日、株式会社BSテレビ東京、株式会社WOWOW、株式会社スター・チャンネル、東芝インフラシステムズ株式会社、パナソニック株式会社、株式会社日立製作所
有料放送をしている会社は、分かりますけどね。
なんだか天下り的な会社のような気もしますが、勝手な想像はいけませんね。
登録情報の処分
当初は、B-CAS方式を利用するにあたって、ユーザー情報を登録する必要がありました。
NHKと紐付けされるんじゃないかと気にしている人が多かったですね。
NHKはともかく、世の中のみなさんもなぜ無料放送を見るだけであれば、ユーザー情報を登録するのか理由が見当たらないので不満が多数でしたが、さすがにその声が大きかったからなのか、2010年7月には、B-CAS社は、全てのB-CASカードのユーザー登録を2011年3月末に廃止すると発表しました。
さらに、廃止後は、それまでに収集した個人情報は速やかに消去するとしています。
しかし、収集した個人情報が確実に消去され、かつ他の第三者(特に法的権限を持つ公的機関)に漏洩していないかどうかについて、実質的な監査を行う法制度は、発表時点で存在していません。 (Wikipediaから)
不正視聴問題
聞いたことがある方も多いでしょう。
不正なB-CASカードが販売されていました。
今も販売されているかもしれません。
なんでも、有料番組でもスクランブルを掛けずに視聴することができるという違法なB-CASカードです。
このような不正なB-CASカードを販売した男性が有罪判決を受けています。
こういう人たちがいることは困ったものですね。
まあ、こういう方式である以上は、不正視聴問題は出るべくして出たような気がします。
問題解決に向けて
ふつうにテレビを見たい人々にとっては、ふつうに見たいときにテレビが見たいだけなのです。
読み込みエラーをなくすために、なんとかして欲しいのです。
「eSIM」(イーシム)をご存知でしょうか。
携帯電話回線をスマホ等で通信するために必要なカードがSIMカードですが、このSIMカードを電子化したものがeSIMです。
つまりB-CASカードのような物理的なカードではなく、ソフトウェア的にスマホに入れるとSIMカードと同じように動作してくれるものです。
この方式をB-CASカードに導入すれば、私達が問題にしている読み込みエラーはゼロになります!
ACAS
そこで登場したのが、ACAS(エイキャス)です。
ACASは、「一般社団法人新CAS協議会」によって開発・策定された、4K 8Kテレビ放送用の限定受信方式、または同機能を実現するために受信機に内蔵されているチップだそうです。
ACASは、海賊版や改竄カードによる不正な視聴が問題となったB-CASのカード形態とは異なり、約5×6×1mmの大きさの内蔵型チップとなっているところがミソで、おそらく読み込みエラーは存在しません。
また4K 8Kテレビ放送だけではなく、従来の地デジ・BS・110度CS放送の受信にも対応しているとのこと。 (Wikipediaから)
しかし、一般社団法人新CAS協議会という新しい法人を作ったあたりに天下り感がまた気になりますね。
ACASもB-CAS社でやればいいのにと思いますが、従来の地デジなどの受信も対応しているというのは、B-CAS社としていいのかな?
将来のテレビで読み込みエラーがなくなるのであれば、それなりの前進です。
しかし、今のうちのテレビでは、永遠に読み込みエラーと戦っていかなくてはならないことが分かってきたことが残念です。
また、B-CASカードを廃止する予定はないとのことです。
我が家に4K8Kがやって来るまでは戦いは続くようです。
当面の対処法
格安な解決法のご紹介です。
世の中、多くのみなさんがこれらの方法で復活しています。
テレビを買い換えるぐらいならダメ元で挑戦してみてください。
当然ながら、自己責任でやってくださいね。

