【災害対策】東南海地震に備えてトイレットペーパーを備蓄しよう

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なぜトイレットペーパーを備蓄しなければならないのか?

トイレットペーパーは、毎日必要なものですが、総生産量の約40%が東海地震の想定エリアである静岡県富士地域で生産されています。

以前から、「東海地震」や「東南海地震」などから備蓄の必要性が訴えられていましたが、平成21年8月11日の「静岡沖地震」では、実際に工場での操業にトラブルが発生した工場も多かったため、東海地震等が発生した場合の生産工場の被害を想定したトイレットペーパーの備蓄について考え直す必要があるとの意見が出ました。そうしたなか、平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、翌週15日には、富士宮市を震源とする震度6強の静岡東部地震が発生しました。 この東日本大震災及び静岡東部地震では、メーカー側に大きな被害はなかったものの、全国各地でトイレットペーパーが店頭から消え、流通や消費者の消費行動などの面から課題が浮き彫りとなり、被災地においての備蓄だけではなく、生産地が被災した場合を想定した備蓄が重要であると新たに認識する事象となりました。

どれくらいの備蓄が必要か?

1ヶ月分の備蓄が推奨されています。

となると、どのくらいの量だろうか?家庭によって使用量が異なると思いますが、我が家では2日に1本以上使っているのではないかと感じております。きちんと調べていませんが・・・

2日に1本としても15ロール/月。もし、災害が発生したとして、鼻をかんだりいろいろ使うでしょう。水が出ないとなると、食器や手を紙で拭いたりすることも多いかもしれません。そうなると、備蓄量をもっと増やさねばなりません。

経済産業省の資料によると、一般的に4人家族でシングルなら15ロールが必要とのことです。

そうなると、買うという作業よりも備蓄場所が問題ですね。

備蓄方法は?

我が家は、上記に記載されているローリングストックとやらをやっています。

「ローリングストック」とか偉そうな名前で呼んでいるものですが、ようするに多めに買っておくということで、使っているうちに全部無くなってから買い足すのではなく、それなりの時期を見て買いやす方法ですね。実際、特売のときに多めに買っておくということが防災対策にもなっているという消費者にとっても理想的なパターンです。

紙は腐らないので、場所があるならとりあえず買っておいたら安心です。

そういう意味では簡単ですね。

トイレットペーパーの備蓄はもっと周知した方がいいと思いますが、あまり周知されていない気がします。普通に考えたらトイレットペーパーは震災直後から必要になることは至極当然なのですが、灯台下暗しという感じがします。

検索すると防災用のトイレットペーパーって結構売ってました。省スペースで今どきは便利そうです。


※この記事は、経済産業省の2020年8月28日付「トイレットペーパーを備蓄しましょう!」を参考にしています。

https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200828004/20200828004.html
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