リアボックスの65L化
DIYで愛車PCX(2023年式 PCX125 JK05)にkaitouリアボックス65Lを取り付けました。リアケースSHAD SH40(40L)を取り付けて2年経過しましたが、もう少し大きいケースが欲しいという思いが日増しに強くなってきました。
私の場合、バイクの荷物が最も多いのは冬です。走っているときではない、止めているときに荷物が一番多いのです。そう、バイクを駐車するときに防寒着を詰め込むときが荷物が一番多いのです。防寒着は、上2着+下1着+ネックウオーマー+手袋でかなりの容量になる。これまでリアケースにヘルメットを入れて、そのヘルメットの中にも防寒着を詰め込みつつ、シート下収納(メットイン)にも上着を1着押し込んでなんとか収めていた。この作業は、まさに一苦労という言葉が当てはまる。しかも、外は寒い。こんな作業をなくしたい。そこで、今回、40Lから65Lへ容量アップを試みました。
リアボックスの交換ついでに、シート下収納(メットイン)に収められるヘルメットに更新しました。これで相対的な容量が増えました。

リアケースはそのままでは、PCXにに取り付けすることができません。PCXにリアキャリアを取り付けてから、リアケースを取り付けなければなりません。まずは、リアキャリアを取り付けましょう。


部品
リアボックス
容量 | 高さ | 幅 | 奥行き | 重量 | |
SHAD SH40 | 40L | 296mm | 492mm | 425mm | 4.0kg |
kaitou65L | 65L | 340mm | 585mm | 445mm | 7.5kg |
差 | +25L | +44mm | +93mm | +20mm | +3.5kg |
作業
リアキャリアの取り付け
リアキャリアを取り付けていない方は、こちらをどうぞ。

kaitouリアボックス65Lを取り付けるにあたっては、このリアキャリアの元からある穴を利用して取り付けが可能です。SHAD40を取り付けるときのように穴あけ処理は不要です。
ベースプレートをリアキャリアに取り付ける。ネジを廻すためにリアキャリアの下に手を入れることがとても難しい。特に赤丸で囲った前方のネジについては、割り切って上下逆向きにネジを取り付けることにした。
シート側から見た様子。ネジが飛び出ているように見えるが、リアボックスに全く干渉しないので、問題ない。
それよりも、リアボックスの穴に差し込む固定部材の強度の方が怪しい。円盤型のゴムを差し込む構造なのだが、壊れてから考えることにする。リアボックスは鍵でベースプレートに固定されているので、いきなり飛んでいくことはないと思われる。
取り付けは、リアボックスをベースプレートの前方に差し込んでおきながら、後方に引っ張るように鍵でロックする構造になっている。差し込み方向が逆の方がいいのではと思うのだが、急ブレーキのときに前方に飛んでいかないように鍵で止めているという形なのだろうか?
リアボックスを取り付けた状態。不要とはいえ、タンデム用のクッションはいちおう取り付けた。一人で乗った場合、後ろの方にお尻を載せたとしてもクッションまでは届かない。
ヒンジの保護
ヒンジが樹脂製で気になります。この部分が壊れたら終わりです。そうそう壊れるものではないにしろ、保護するに越したことはない。簡易的だが、ストッパーを取り付けます。
フックは、熱で溶かして接着するタイプを使いました。家に余っていたものがあったので利用しましたまでです。シールタイプでも十分でしょう。フック部分はひもが外れないように折り曲げました。
最初はマグネットで止めればいいと思っていましたが、磁石はくっつきません。
ひもは、靴ひもを使いました。靴ひもは弾力もあり、丈夫で長持ちです。各色売っているので、うってつけの材料だと思います。開けたときにひもに力を持たせるイメージではなく、伸び切ることを防ぐイメージでひもを取り付けています。
クッションシートを取り付けると違和感なく仕上がっているように見えます。元から付いていたようにナチュラルです。
完成
ベースプレートを取り付ける際は、シートを開閉するときに当たらない位置を確保する必要がある。ぎりぎりまで攻める必要もないので、そこそこの位置に決めて固定する。
後ろから見てもいい感じに納まっている。色合いもデザインもいいと思う。黄色の反射シールは、カッコい悪いので取り付けていない。後日、シルバーの反射シールを取り付ける予定。
前方から見ると、後ろに長いように見えなくもないが、許容範囲としよう。
試しに収納してみる。収納空間は、四角形なので、無駄なく荷物を入れられていいと思う。小さなキャリーケースと同じイメージです。冬は、ヘルメットをメットインに入れることになるが、冬以外は、こんな感じで上着とヘルメットを突っ込むことができる。上着は頑張って押し込む必要もなく楽々入る大きさだ。これで、ちゃっちゃと駐輪できる。いい買い物でした。
まとめ
PCXにkaitouリアボックス65Lを取り付けて収納容量をアップさせたDIYレポートについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
kaitouリアボックス65Lは、小さめのキャリーケースのようなサイズで、バイクのリアボックスとしては大きめにあたります。強度もデザインも使用感も問題なく、十分満足しています。
私の場合、バイクの荷物が最も多いのは冬です。走っているときではなく、駐輪しているときに防寒着を入れるために荷物が多くなります。これからは、リアケースやメットインに防寒着やヘルメットを押し込む苦労が減ることがうれしいです。
荷物が溢れている方は、検討すべき商品です。あの苦労がずっと続くのは辛いと思います。

kaitouリアボックス65Lに付け替える前は、SHAD SH40を装着していました。


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