ストーブで鉄瓶を使うと吹きこぼれる
部屋の乾燥防止も兼ねてストーブの上にやかん(鉄瓶)を載せています。常時お湯が沸いている状態なのでとても便利です。さらに、鉄瓶はお湯がまろやかで美味しく鉄分まで補給できるというスグレモノです。ファンヒーターではなく、ストーブを使っている理由はこんなところにもあります。

しかし、困ったことに鉄瓶の蓋に穴がありません。鉄瓶の蓋は重いから蓋が動かないという話があります。確かに沸騰しても蓋は動きませんが、注ぎ口から蒸気だけでなく熱湯までも飛び出してきます。
ぼーっと部屋でくつろいでいるときに、いきなりジュー!バッー!ジョー!と音を立ててお湯が注ぎ口から吹き出すので、ビビります。吹き出させないためにお湯を減らせばいいのですが、気がつくと空焚きになっていることもあるのです。
そういったことを防ぐために蓋をずらしてストーブの上に置くわけです。これは見た目もいまいちだし、なんのための蓋なのか、よく分からない状態です。
きっと、鉄瓶は少ないお湯を沸かすために存在する道具なんでしょう。しかし、我が家ではそんな使い方を求めていません。鉄瓶を作った方には申し訳ないですが、暖かい部屋でビビらずに過ごすために、蓋に穴を開けることにしました。
鉄瓶の蓋に穴を開ける
いつも書いていますが、DIYで使用するドリルは安物の100Vタイプで十分です。私はプロではありませんし、このドリルを使っていてこれまで困ったことがありません。
今回、穴を開けるのは鉄瓶ですので、金属用のドリルビットを入手してください。
ドリルビットも高価なものは必要ありませんが、なにかと使うものなのでいろんなサイズがセットになっているものを選んで買いました。100均のドリルビットでもいいのですが、1本100円ですので、セットで買ったとしてもたいして価格差もありません。たぶん、質もいいはずなのでセット買いしました。
ちなみに、別で使っている木工用ドリルビットは100均でセット売りしていたので、思わず買ってしまいました。
穴の大きさをどうするか考えましたが、なんとなく3.8mmサイズにしました。深い意味はありません。
かつて、別の作業をしたときに細いとドリルビットが折れたことがありました。そんな記憶もあったので、今回は気持ち太めにしました。
作業にあたっては、蓋の外形と垂直方向に開けることを意識して穿孔していきました。
これが驚いたことにあっさり貫通しました。もっと硬いかと思っていましたが、拍子抜け。もっと早くやってりゃよかった。
穴の入口と出口は、怪我をしないようにヤスリで整えました。と言っても材質は本当に柔らかい感覚だったので、軽くやった程度で整いました。
裏から見たところです。
十分な出来栄えです。
ストーブに載せました。
いい感じです。
火力全開でも吹きこぼれません。
もっと早くやってりゃ良かったなあ。
まとめ
鉄瓶の蓋に穴を開けるDIYレポートはいかがだったでしょうか。
ストーブに載せた鉄瓶の注ぎ口からいきなりお湯が吹き出すことを防ぐために鉄瓶の蓋に穴を開けました。
鉄瓶の材質の柔らかさに驚いてしまうぐらい、簡単に穴が空きました。鉄瓶からお湯が吹きこぼれることに悩んでいる方は、さっさと穴を開けることをお勧めします。
今回のポイントです。
- 鉄瓶の材質はかなり柔らかい
- DIYでも簡単に貫通可能
- ドリルもドリルビットも安物で十分
最後までお読みいただきありがとうございました。


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