こたつの調子が悪い
実際は、こたつの調子に問題はありません。こたつのコードがキンクしているので気になって・・・こんなことで火事が起こったらいやなので、この際こたつヒーターをまるごと交換することにしました。
こたつの現状
こたつコードのキンク
このようにコードなどがねじれている状態をキンクといいます。
こたつのコードが、単純にねじれているだけなのですが、銅線が被覆を破って外側に露出してしまう危険もあります。感電の危険はもちろんありますが、それよりも火事になっては元も子もありません。このままでもしばらくは大丈夫なのでしょうけど、使い続けるには、リスクが大きいと感じます。
オカヤのコタツのヒーターCTR-600HT
我が家のこたつは、株式会社オカヤの2008年製コタツヒーターCTR-600HTというものでした。家具屋で購入したこたつです。すでに、15年経過しています。丈夫なもんです。
このヒーターは、マイナーなようです。検索してもほとんど出てきません。こういう場面になって初めてマイナーということに気づきます。珍しいパターンだと思います。こたつはメーカーを見て買ってませんよね?私だけ?
調べてみると、オークションで少しだけ出ていますね。売っている人は少ないですが、すぐに売り切れています。
コントローラーの交換だけでも高い
コントローラーの交換部品も売っているのですが、メトロ製以外のものには使えませんとなっています。
こたつなどは、電流を増やすかどうかだけの制御だと思いますので、実際は、使えるような気はしますが、もし使えなければもったいないし、かといってそれこそ火事にでもなったら、元も子もありません。う~ん、難しい。使えるかどうか試してみたいのですが、そうもいかないし。
家にあったヒーターに交換することにしました
我が家には、以前使っていて今は使っていない小さなこたつがあります。子どもが一人暮らししたら持っていくかなと思っていましたが、今どきの子どもはこたつはいらないと言います。
ご飯も食べられるし、勉強もできるし、なんと布団にもなるという、人類が生み出した最強の家電製品をなぜ使わないのでしょうか?
それはさておき、今回は、この使っていないこたつヒーターを取り付ける方針にしました。
このこたつヒーターのコントローラーは、ヒーター本体に付いています。コードには、スイッチだけが付いています。
しかし、実際、我が家ではコントローラーをそれほど操作していません。タイマー付きという便利なコントローラーが販売されてはいますが、今回も安い方法で解決することにしました。
こたつのヒーターの取替手順
古いヒーターの取り外し
こたつヒーターの左右に2個ずつネジで止められています。このネジを外せばあっさり取り外せます。
左が新しいこたつヒーター、右が古いこたつヒーターです。左はあまり使っていなかったため、きれいです。
大きさはまったく同じです。付け直そうと思った理由の一つは、同じ大きさだったことですね。
裏側です。左が新しいこたつヒーター、右が古いこたつヒーターです。
古いこたつヒーターは、横からネジ止めしていたのですが、新しいこたつヒーターは、天板からネジで止めるタイプです。
新しいヒーターの取り付け
ネジ位置を確認して穴を開けるのが一番正確そうですが、失敗しそうなので、別の方法を考えました。
まずは、ネジ穴にセロハンテープを取り付けます。短いほ方がいいです。
ネジ穴のところをマジックで印を付けておきます。
そして、セロハンテープは輪っかにします。
セロハンテープを付けたままで、取り付け位置にはめ込みます。セロテープがくっついた状態で、ヒーターを取り外します。
我が家のこたつの場合は、ヒーターと枠がちょうど同じぐらいの大きさなので、ヒーターを手で取り外すとセロテープごと剥がれてしまいます。そこで、マイナスドラーバーでセロテープを抑えながら、ヒーターを取り外しました。
ピンボケしていますが、セロテープが残った状態です。
ちなみに、ネジ穴は左右均等ではないので、 面倒です。
テープの上からドリルで穴あけをします。がっつり4カ所穴を開けます。
4カ所貫通しました。木工くずは掃除機で吸い取りましょう。
実は、ネジ位置のポイントは測って鉛筆で線を引いていました。あまり失敗したくないので、二つの方法で位置決めをしています。それでも少しズレました。シヒアです。
天板に穴を開けましたが、紙っぽい材質ですね。合板なんでしょうけど、こんなもんですかね。特に使用に問題があるわけではないですが、強度がなさそうだなあと感じました。しかし、ネジ穴の位置が少しずれていたのですが、ゴリゴリとドリルをこすって穴を大きくするには強度のなさは便利でした。
今回使用したドリルビットです。ダイソーで購入しました。DIYなど100均で十分です。
末永く使いたい方は、それなりのものを買った方がいいです。それなりのものでも、たいした値段じゃないですからね。実際は、こちらの方が得かもしれません。DIY程度であれば、一生使えますからね。
取り付け完了です。
すっきり収まりました。
こちらは天板側です。天板の板厚が薄いのでワッシャーを挟みました。ワッシャーも家にあった余りを使っています。大きさがまちまちなのでそのためです。見えないところなので、なんの問題もありません。
上が古いこたつのコントローラーで下が新しいこたつヒーターののスイッチです。
下の方が当然ですが、きれいです。性能はダウンしていますけど。
快適コタツ生活の復活です。
朝まで快適に過ごせる家電はコタツだけですよね。偉大な発明品です。
まとめ
こたつヒーターを取り替えるとおいうDIYレポートはいかがだったでしょうか。
あまり壊れることがないこたつですので、このレポートが役に立つ方は少ないかもしれません。しかし、熱を使用する家電は、事故が起こったときは大変なことになるので、できるだけ安全な状態で使いたいです。
久々のレポートでした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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