生ゴミを捨てるのはもったいない
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生ゴミをゴミに出すのがめんどうです。
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生ゴミにはミミズコンポストがおすすめです!
生ゴミは、水は滴るし、臭くなるし、重いし・・・
当然ですが、水に濡れたゴミを燃やすと環境負荷が大きいのです。
結局のところ、水を燃やしているわけですからね。
日本中で生ゴミをコンポストをしたら、油の消費量はかなり減るでしょうね。
でも、生ゴミって、堆肥になるよね?
ということで、コンポスト化しようと思い立ちました。
一石三鳥のコンポストとは?
コンポストは、「生ゴミが減る」、「堆肥を入手できる」、「畑や花壇が肥える」の一石三鳥なのです。
うちが燃やすゴミの日に出すゴミはあんまり臭くありませんよ。
※猫のトイレ関係は除きます・・・
生ゴミが減るだけでも嬉しいじゃないですか。
世の中、エコな流れもあって、様々なコンポストブーム(?)ですよね。
そんな中で、生ゴミや落ち葉をコンポストして堆肥を作っている方が多いようです。
このコンポストにも種類があって、一般的なイラストのようなコンポスト容器を使う方法やダンボールを使ってのダンボールコンポストなど様々な種類があります。
ミミズコンポストとは?
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微生物に任せて生ゴミを堆肥化するのが一般的なコンポストですが、ミミズに働いてもらうのがミミズコンポストです。
通常のコンポストは乾燥させることが基本のようですが、水気の多い生ゴミを減らしたい人にはミミズコンポストがおすすめです。
また、一般的なコンポストに比べてミミズコンポストの方が堆肥化が早いような気がします。
当たり前かもしれませんが・・・
「ミミズが多い畑は良い畑」と私は信じていますが、堆肥を畑や花壇に埋める際にミミズも一緒に埋まります。
ミミズコンポストでは徐々にミミズも増えてくるので、畑や花壇にもミミズが増えるという素晴らしい循環になるのでは!との期待もありました。
コンポスト実践
コンポスト容器
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ポリバケツに穴をあけるなどすればコンポスト容器になるのですが、紫外線に対する強度が不足するので専用の容器をおすすめします。
コンポスト容器は、底がないバケツのようなものです。
専用容器はさすがに高いだけあって、紫外線にかなり強いです。
うちのコンポスト容器は10年以上使っています。
ポリバケツではここまで持たないと思います。
コンポスト容器の底は抜けているので、ミミズが底から逃げるんじゃないかと気になり、最初に実践したときは底に網戸の網を敷いていました。
でも、そんな心配は不要ですね。
餌がある限りミミズは他には行かないようです。
その後、生ゴミをかき混ぜるときに網は邪魔なので、取り外しました。
ミミズの投入
肝心なミミズですが、そこらにいるミミズよりもシマミミズの方がいいということです。
湿った土を好み、堆肥も大好きというミミズです。
このミミズを一箱投入しました。
釣り餌用のミミズとして販売しています。
実際は、すぐに増殖するのでほんとに数匹入れただけでも増えていきそうです。
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一般的なミミズは縄張りを作るので、コンポストには向かないようです。
そこら辺にいるミミズは生ゴミや堆肥よりも腐葉土が好きなようです。
生ゴミ投入
ガッツリと生ゴミを入れています。
この写真は2月のものです。
寒いので、ミミズの食欲が追いついていません。
冬はミミズは食欲がないのか、生ゴミが増える傾向にあります。
夏はミミズも元気がいいので、餌不足になります。
難しいところです。
生ゴミは、定期的にかき混ぜたほうがいいです。
私は新鮮な生ゴミを空気にさらさないように、適度にひっくり返しています。
コバエなどの発生も抑えられますし、かき混ぜたほうがミミズも元気になるような気がします。
ミミズの餌
ミミズコンポストに入れるものは生ゴミではありません。
私は「ミミズちゃんの餌」と呼んでいます。
我が家でそう呼んでいるのは私だけですが・・・
餌ですので、生き物が食べられそうなものだけを入れてください。
我が家でもたまにヤクルトの蓋とかバランとかアルミホイルが餌に混ざっていたりしますが、気づくたびに取り除いています。
また、燃えやすゴミには、アサリの殻やカニの殻なども捨てることができますが、ミミズの餌には入れないようにしています。
たぶん、食べないんじゃないかなあと思いますので。
試したことはありません。
我が家で一番餌が多くなる料理は、カレーやシチューですね。
ジャガイモやニンジンの皮はなかなかの餌のようです。
ミミズも喜んでいるような気もします。
分厚いスイカやかぼちゃの皮でも気づけばなくなっています。
みかんやレモンの皮なども当然ですが、入れています。
気づけば、すべて消化していますね。
ブロッコリーやキャベツの芯はなかなか消化が進みません。
硬いからでしょうね。
人間と一緒ですね。
でも、時間をかければなくなっています。
傷んだ玉ねぎやジャガイモを丸ごと入れたりすることがありますが、スコップでグサグサ刺して食べやすいようにしてあげた方がいいですね。
これまで捨てるには気が引けていたお弁当の残りなどは、堆肥を作ると思えば、以前よりは気にせずに投入できるようになりました。
気持ちの問題ですけど。
アップにすると汚いですが、こんな感じです。
元気なミミズが増えまくります。
ミミズコンポストの敵対策
ミミズの敵はあんまりいないような気がします。
モグラなどが天敵なのかもしれませんが、住宅地にはモグラもいませんし。
大雨でも水没しないようにするとか餌を絶やさないとかそのあたりを気をつけたら問題ないと思います。
乾燥も良くないと思います。
コバエ
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夏になるとコバエが湧くことがあります。
ミミズの敵というよりは人間の敵ですね。
ミミズにはなんの影響もなさそうです。
コバエが湧く都度、土を入れて餌を埋めるとかしてもいいんですが、それも面倒です。
そこで、新聞紙が効きます!
新聞紙のインクだと思いますが、虫よけに絶大な効果があるようです。
新聞紙をちぎって入れます。
新聞紙は縦にちぎると簡単にちぎれます。
夕刊一部をちぎるとこんな感じになります。
コバエはほとんどいなくなります。
また、新聞紙はかき混ぜているうちに土に戻ります。
もともと紙は木から作っていますからね。
ミミズにも全くと言っていいほど影響がないようです。
新聞紙は最強です。
ゴキブリ
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残念ながら、ゴキブリが出てきます。
こればかりはゼロにすることは無理だと感じます。
ミミズにも害はないようですが、私の気分を害するので、発見次第、抹殺しています。
実際、ゴキブリは、自然界にたくさんいます。
そのため、外に置いているコンポストには必ず寄ってきます。
ある程度は諦めが肝心ですね。
ナメクジ
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いつの間にかナメクジも出てきます。
ミミズにも害はないようですが、私の気分を害します。
コンポストの中ではまだいいのですが、庭の葉やトマトの実などの食害を被るので、ナメクジは完全に有害認定です。
発見次第、抹殺しています。
ミミズコンポストをどこに置く?
ゴキブリから距離を取りたいがために遠い方がいいようですが、見た目の問題もありますね。
コンポスト容器はあんまりかっこいいものではありません。
庭で実践するには、置き場所の選択肢はそう多くはないのですけど。
ちなみに、匂いはほとんど感じません。
定期的に生ゴミを埋めてさえいれば、匂いが気になることはありません。
畑や花壇に堆肥を投入
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堆肥を投入するのは、冬や春先の植え込みのときです。
新聞紙がそのままという感じですが、そのまま投入しました。
ジャガイモやニンジンの皮などもまだ原型をとどめています。
古い生ゴミに新しい生ゴミを足しながら、かき混ぜているので、どうしても新旧の生ゴミがブレンドされてしまいます。
でも、そのうち新しい生ゴミでも畑の中で堆肥に変わっていくので問題ありません。
畑や花壇に堆肥を入れたら、シマミミズが増えるかなと思っていましたが、気づけばいなくなりますね。
代わりにそこらにいる一般的なミミズが増えています。
トータルではいい状態になっているのだと思います。
弊害としては、かぼちゃやトマトなど植えてもいない植物が生えてくることです。
かぼちゃは、たいてい実がなりません。
葉だけが大きいですね。
期待して育てて後悔しました。
トマトは、実がなりますが、美味しくないです。
でも、ゴーヤーは、普通に食べられますね。
ゴーヤーって雑草並みの素晴らしい植物ですね。
まとめ
・生ゴミが減る、堆肥を入手できる、畑や花壇が肥えるの一石三鳥!
・市販のコンポスト容器は丈夫です
・シマミミズを使います
・定期的にかき混ぜ、新聞紙をかけると快適なコンポスト生活を営めます