【DIY】屋根塗装をDIYでやってしまう(準備編)

DIY・庭

はじめに

準備編では、塗装作業の実行に移るまでの作業時期の選択や道具や材料などの購入を中心にまとめています。

屋根に上がってから、ホームセンターに買いに行きたくはありません。

そのためにも、準備はとても重要です。

準備が良ければすべての作業は順調に進みます。

塗ってる途中で「あれが足りない・・・」とならないようにしっかり計画を立てて実行しましょう。

まずはどの季節や天候で作業するのが最適か?

灼熱の夏

ペンキは乾きやすいし、材料的には最適な季節です。

しかし、屋根の上は石焼ビビンバ状態です。

足裏はやけどしそうな勢いですが、塗った瞬間から乾燥してきます。

しかし、太陽光は常時照りつけてきます。

汗だくで痩せることもできるでしょう。

DIYとしての欠点としては、ご近所さんが洗濯物を干していたり、窓を開けているので匂いや音の問題にも課題が残ります。

総じて、おすすめできない季節です。

寒い冬

雪が降るなどしたら塗装できないことは明らかですが、日本の太平洋側は乾燥する季節です。

塗装環境としてはそこまで悪くない季節なのです。

DIY的にもご近所さんは窓を開けていませんので、いい環境なんです。

欠点としては、作業時間が短いこと、ペンキの粘性が上がる(よりドロドロになって塗りにくくなる)ことですね。

あと、朝方は屋根が結露するのですが、なかなか結露が乾燥しないことも挙げられます。

意外にも結露は見えにくく、滑りやすいのです。

私も一度滑って尻もちをつきました。

危ないです。

ほんとうに油断できません。

冬に作業をする場合は、午後からはベターです。

 

ちなみにペンキ屋さんには10度以上で塗ることが必要なので、真冬を避けることとアドバイスを受けました。

気持ちのいい春や秋

ベストな季節です。

ペンキの状態や作業環境的にもベストです。

しかし、ご近所さんにとっても窓を開けはつ気持ちのいい季節です。

音や匂いの問題がつきまとうので、そうした意味でおすすめできない季節です。

うちの近所で塗装工事をする場合は、窓を締め切っている冬にしてほしいと思いますもんね。

雨の洗浄はベターな選択

屋根の高圧洗浄は水を使いまくるので、どのみち屋根は滑りやすい状態です。

そこでいっそのこと雨の日の作業をおすすめします。

ご近所さんも窓を開けておりませんし、汚れも雨で飛び散りにくくなります。

また、剥落した汚れも樋に流れやすくなるので、一石三鳥の利点があります。

雨の曇

朝に雨が降っていたらその日の塗装作業は諦めましょう。

塗れた屋根は滑りやすいのです。

そうしたスケジュールにゆとりをもった計画こそが安全の第一歩だと思ってゆっくり計画を進めました。

道具編

作業する時期を考えつつも道具を揃えないと作業に入ることができません。

必要な道具を集めましょう。

ローラーハンドルと長柄

225mmの幅広ローラーを購入しました。

すでに、180mmのローラーを持っていたのですが、手間暇を最小限にするためには多少の出費はいといません。

今回、新たに購入しました。

将来再び使うことがあるかどうか分かりませんが、わざわざ幅広を買っちゃいました。

写真は、長柄を接続しているところです。

長柄も必須です。

いちいちかがんでペンキを塗ってられません。

安全を考えると、かがんで塗ったほうが滑っても転落するおそれが少なそうですけどね。

ローラースペア

1日ですべて塗ることはできません。

DIYなので、さっさと塗りたいところですが、作業の中心は土日です。

雨が降ったら作業はできません。

足りなければホムセンターで追加購入すればいいのですけどね。

ちなみに、ローラーは毛が長いほうがいいと思います。

ムラになるかもしれませんが、塗るスピードは明らかに早い!

ローラーバケット

ローラーのサイズに合わせて 9インチ用(225mm)を購入しました。

適当なバケツに入れて作業することも可能ですが、屋根の上での作業はできる限り手間暇なく進めたいものです。

実際、ローラー幅に合わせて適切に作られているので使いやすいです。

ペンキ落としの網板もあるかないかで大違いだと思います。

網板はバケットに付属していました。

DCMブランド 多用途用刷毛 3本セット

鉄部の塗装や塗り残しの塗装に使います。

ローラーは大きい面は簡単に塗れますが、瓦が重ね合わせているところなどは塗り残しが発生します。

ローラーでざっくり塗って、後日刷毛で塗るという手順がベストだと思います。

多用途刷毛3本セットを購入しました。

これが一番安いのです。

3本セットを購入した理由はそれだけです。

実践したらすぐに分かりますが、刷毛は大きいほうが断然使いやすいと思います。

大きいものをたくさん買う手もありますが、余った小さい刷毛を捨ててもこっちのほうが安いのです。

刷毛の値段はピンキリですね。

一度使ったら捨ててしまいますので、いいものを使ってもそんなに差はないんじゃないかと思います。

プロとアマの違いはここが大きいのかもしれませんが・・・

ボロぎれ

塗りすぎた場合などにすばやく拭き取るために必要です。

着古したTシャツや古タオルで十分です。

高圧洗浄機

洗車用に購入したものですが、屋根の洗浄に必須です。

苔などはみるみる落ちます。

気持ちいいです。

デッキブラシでも洗浄は可能ですが、塗れた屋根の上にいる時間は最小限にしましょう。

当然、高圧洗浄機に水を送るための延長ホースも必要ですし、電源を送るために延長コードも必要です。

スクレーパー(縁切り道具)

瓦同士の縁を切るための重要な作業で使います。

お好み焼きのコテでもいいような気がしますね。

使い勝手の問題だけだと思いますが、購入した方がいいかもしれません。


材料編

ペンキ(水系ナノシリコン No.6 赤さび)

ペンキ屋に相談してみると、ざっと3種類のグレードでペンキを紹介されました。

高日射反射率塗料 約19,000円/缶
まあまあいい塗料 約13,000円/缶
一番安い塗料 約11,000円/缶

せっかくだから、一番いいものをと思いますが、プロ並みにきれいに塗れるのかどうか?とか考えると、まあまあいい塗料でいいかなあと思いまして、まあまあ良い塗料に決めました。

何を選ぶかは個人の主観ですね。

 

色は赤さびにしてみました。

現在の屋根の色が赤さび色なのです。

以前は、屋根は黒っぽい色に塗っていたのですが、鉄部の錆がスレート屋根に流れて屋根自体が赤さび色になってしまいました。

今回も時間が経てば同じことになりそうなので、いっそのこと錆が目立たない赤さび色にしてみました。

屋根塗装に最も重要なのは、雨漏りさせないという機能です。

ペンキの量は、2度塗りをするつもりで屋根面積の2倍分を購入しましたが、職人は薄く塗るわけで、おそらく素人が塗ると量は多めになるでしょう。

余裕をもって買っておいた方がいいと思います。

途中で足りなくなると悲劇ですよね。

余ったペンキはウッドデッキなどに塗りました。

スレート用のペンキを木材に塗るとなると用途は違いますが、塗れば撥水効果は確実に上がるので、気にせずに塗っちゃいました。

シーラー下塗り材(水系パワーシーラーII)

下地の補強や上塗り材との密着力の強化をするために、シーラーの塗装が必要です。

屋根にそのままペンキを塗っちゃうという手もありますが、ここはひと手間かけたほうが確実です。

ペンキがすぐに剥がれてしまうと悲しいですからね。

あと、実際は、シーラーは、密着力の強化よりも下地の補強の方にこそ効果があるんじゃないかと今回は思いました。

プロのやることはマネしたほうがいいと思います。

 

シーラーは種類がないのか、どれもいっしょなのか。

私が相談したペンキ屋さんでは選択肢がなかったですねえ。

ニッペ 油性 鉄部・建物・トタン用 3.2L 赤さび

屋根はスレート瓦だけではありません。

屋根の頂部や端部は鉄で抑えられています。

今回はそうした鉄部の塗装も行います。

最後の仕上げで塗るわけですが、結構めんどうです。


安全編

命綱

自分の体重と必要な長さで購入品を決めます。

結構細いロープでもかなりの重量を支えることができますね。

しかし、長さは想定以上に長いものが必要です。

足りないよりは余るほうがマシですね。

ロープの張り方次第なのですが、安全優先で選びましょう。

安全帯

命綱のロープと自分自身をつなぐための安全帯です。

たまたま私は持ってましたけど、買うほどじゃない気はしますが、あったほうがいいような気はします。

怪我するよりは安いと思いますね。

法令改正でイラストのようなハーネス型にしないとだめなようですが、ベルトタイプで十分だと思いますけど、安全には代えられないといえば、そのとおりですね。

手袋

ペンキで汚れることが分かっているので、安いもので十分だと思いますが、それなりのものが欲しいですね。

軍手でもいいのですが、軍手は滑りやすいので、写真のような背抜きのゴム手袋がおすすめです。

さらに、ゴム手袋を付ける前にビニール手袋をつけることをオススメします。

単純にペンキが染みて手に付くことを防ぎたいだけです。

ペンキが付くと手洗いが大変です。

ビニール手袋があるかないかの違いは大きいと思います。

安いのでおすすめです。

足袋

かつて屋根塗装をしたときは、靴下を二重に履いてやったのですが、夏場の屋根上は灼熱の焼肉状態で、足の裏を火傷しました。

今回は、その教訓を生かして、足袋を購入しました。

プロも足袋を履いていますね。

実際、動きやすく滑りにくいです。

安全を考えると多少高くても必ず購入した方がいいものです。

レインコート

屋根洗浄時にビチャビチャになります。

苔や剥がれた塗装なども飛び散るのでレインコートを着ていたほうが無難です。

ヘルメット

安全のために、屋根から落ちたときのためにかぶっておきましょう。

プロは使ってない人多いですね。(真のプロは使うと思う。)

まあ、プロの場合は、足場もあるので、下まで落ちることはないと思いますけど。

しかし、DIYでやるのなら、ヘルメットを被らないという選択肢はありません。

たいして高いものではありません。

バイク用でも防災用でも工事用でもなんでもいいので、とりあえず被っておきましょう。

メガネ

レインコートと同じレベルで必要です。

屋根洗浄時に苔や剥がれた塗装なども飛び散るのでメガネを掛けていた方が無難です。

屋根の上で目にゴミが入るといやですよね。

極論ですが、100均のダテメガネでもいいと思います。

安全メガネは、電動草刈機を使うときでも使えますよ。

お値段

今回の費用はこんな感じでした。

項目 商品 個数 単価 価格
道具編 ローラーハンドル 1 537 537
長柄 1 0 0 持ってた
ローラースペア 4 537 2,148 2本×4セット
ローラーバケット 1 1,224 1,224
DCMブランド 多用途用刷毛 3本セット 2 390 780 2セット
高圧洗浄機 1 0 0 持ってた
スクレーパー 1 0 0 持ってた
材料編 ペンキ(水系ナノシリコン No.6 赤さび) 2 13,100 26,200 15kg×2
シーラー下塗り材(水系パワーシーラーII) 1 8,200 8,200 16kg
ニッペ 油性 鉄部・建物・トタン用 3.2L 赤さび 1 3,900 3,900
安全編 命綱 1 1,382 1,382 6mm×50m
安全帯 1 0 0 持ってた
手袋 1 2000 2,000 10双
ビニール手袋 1 500 500 10双
足袋 1 3,000 3,000
レインコート 1 0 0 持ってた
ヘルメット 1 0 0 持ってた
メガネ 1 0 0 持ってた
合計 49,871

一部の道具は持っていたものがあるとはいえ、すべて合わせて5万円すら掛かりませんでした。

プロに頼むと最大のウエートを占める人件費がゼロですからね。

得をするに決まっています。

しかし、屋根塗装の費用相場は、一般的な2階建て住宅(塗装面積50~80㎡・足場費用込)で40~60万円とのことです。

なんと、自分でやっちゃえば30万円以上もお得なのです!

プロの職人さんがやることは、レベルが違うことは明らかですが、数年後まで雨漏りさえ防ぐことができたら十分という気分で実践編に移りましょう!

おわりに

すでにある道具があるとはいえ、道具や材料などを購入してもわずか5万円で屋根塗装をDIYできることが分かりました。

思った以上に安くできますね。

続いて実践編です。

最大のテーマは安全です。

怪我だけはしないように安全最優先で挑戦しましょう!

ポイント

1 道具は安全優先で購入する

2 材料は余裕をもって購入する

3 DIYなら30万円以上も得をする!

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