リュウノヒゲを芝生の生え際に植えれば雑草対策と芝生管理を両立できます
リュウノヒゲを芝生の生え際に植える
庭全面が芝生だとかっこいいのですが、壁際の芝は踏まれないので伸びやすく、雑草も生えやすいですね。
これは、芝生のある庭の悩みの種ですが、こうした芝生の生え際にリュウノヒゲを植えることで、この悩みから開放されます。
あまり、きれいな芝生とは言えませんが、芝生を庭の端まで敷き詰めることは諦めて、リュウノヒゲを植えています。
少し背が高いことと、緑が濃ゆいことで違いが分かりますね。
ちなみに、右手の緑の西洋芝のような草は、猫草です。
猫草は100均で買ってきた種を植え付けています。
白い柵の中から猫が食べられるように植えています。
脱線しました。
分かりますかね?
こちらは、庭のちょっとした畑のブロック際にリュウノヒゲを植えています。
リュウノヒゲが生える分は、雑草が生えにくいことは当然ですが、このリュウノヒゲは密に生える植物です。
そのため、芝生よりも雑草が生えにくいのです。
このリュウノヒゲを芝生の生え際に植え付けることによって、芝生の生え際の雑草管理がとても楽になります。
このリュウノヒゲですが、日向よりもちょっとした日陰のほうが元気に育つようです。
水などは与えなくてもいいです。
芝生に水を撒いておけば、その水のおこぼれだけで十分育ちます。
また、かなり丈夫な植物ですので、多少踏みつけたところで元気です。
また、リュウノヒゲは日向でもしっかり育ちますので、日当たりの良い芝生周りに植えてもなんら問題ありません。
しかし、雨が当たらないところに植える場合は、定期的に水を与える必要がありますので注意しましょう。
どのみち、雨に当たらないところに芝生は植わっていないと思いますので、芝生周りの観点では注意することではありませんが、屋根のある駐車場周りなど雨が当たりにくいところの雑草対策として植える場合は注意が必要です。
このリュウノヒゲは、芝生のように背も高くなりませんし、濃い緑色をしていますので、見た目にもなかなかいいです。
リュウノヒゲを植えていない状態と比べると雑草抜きの手間は段違いに楽になります。
また、芝生も端のほうが伸びやすいのですが、リュウノヒゲがあるために芝生の生育の差が付きにくくなります。
そのため、芝生管理も楽になりますので、是非ともおすすめいたします。
芝生管理で困ることのひとつに、芝生を壁際まで芝刈機で刈ることができないことがあります。
壁際の芝生は植木鋏などで刈っている方も多いでしょう。
しかし、リュウノヒゲを植えればそんな問題も解決できます。
芝刈機でリュウノヒゲをガリガリ刈ってもリュウノヒゲが枯れることはありません。
どちらかと言うと、リュウノヒゲは刈ることよりも踏みつけの方に弱い感じです。
リュウノヒゲは、あくまで芝生の生え際だけにしましょう。
といっても、庭の真ん中にリュウノヒゲを植えるわけなじゃないので、踏みつけても気にしなくていい程度の強さはあります。
ちなみに、私は踏みつけないように注意してまで歩いていません。
リュウノヒゲは常緑で芝生よりも大きくなりませんので、芝生の生え際に最適な植物です。
生え際の名脇役といっていいでしょう。
また、リュウノヒゲは株分けしたら、どんどん増えます。
植えたいところがあれば、株分けして植えてしまいましょう。
我が家の庭には雑草が生えてほしくないところには、できる限りこのリュウノヒゲを植えています。
刈り取った芝を雑草対策に使う
芝刈り後の刈り取った芝生を可燃ゴミとして捨てていませんか?
もったいないです。
刈り取った芝ももったいないし、ゴミに出す手間ももったいないです。
雑草が生えてほしくないところに刈り取った後の芝を敷き詰めましょう。
上の写真を見てください。
写真の左下からリュウノヒゲ、ブロック(赤茶色)、敷き詰めた刈り取った芝(緑)、朝顔(緑のカーテン)の順に写っています。
敷き詰めたばかりの刈り芝は、緑色ですので見た目もいいですね。
このように、土の上に刈り取った芝を敷き詰めることによって、土に当たる太陽光を遮断します。
そのため、雑草が生えにくくなるのです。
私が芝生を植えている理由は、雑草を抑制するためでした。
実感としては、雑草を抑制する効果よりも芝生を世話する手間のほうが大きいような気がしています・・・
何をしているんだろう?と感じないでもないです・・・
見た目がいいので、続けていますが、みなさんはどうでしょうか?
別な場所ですが、刈り取った芝を敷き詰めてから、数週間後の写真です。
見た目はそこまでいいとは言えませんね・・・
しかし、雑草があまり生えてきていないことが分かりますか?
少し緑色が見えますけど、刈り芝のために雑草の茎が長い状態になっているので、とても抜きやすいのです。
また、次の芝刈りのときには、大きめの雑草は抜きますが、小さい雑草は上から仮芝をかぶせて敷き詰めます。
太陽光を遮るので、雑草は枯れます。
また、敷き詰めた刈り芝は、さらに時間が経過していけば、土に戻っていきます。
この土は、腐葉土を加えたような状態ですので、土の状態もより良くなっていきます。
このまま放ったらかしにすると、再び雑草が生えてきますので、注意しましょう。
以前より土が良いので、雑草も生えやすい状態です。
要注意です!
庭では、できる限り除草剤などを使いたくありません。
雑草を生やさないために、どんどん芝刈りしている感じですね。
夏は草抜きが嫌になりますが、芝刈りを増やせば草抜きの手間が減るし、芝生もきれいになります。
芝刈りで一石二鳥です。
電動芝刈機は大いに価値あり
雑草から話がそれますが・・・
私は、長らくの間、植木バサミで芝を刈っていました。
芝刈機などを買うのはもったいないと思っていました。
でも、腰は痛くなるわ、(今思えば)きれいに切れないわ、でした。
力尽きて、今から10年ほど前に手動芝刈機を3,000円ほどで購入すると、その破壊力(?)に驚愕しました。
しかし、すぐに切れ味が悪くなり、「走らせども走らせども切れない芝生」となり、単に筋トレをしているような状態になっていました。
そこで、電動芝刈機を知人からいただいて使用したところ、これが凄まじい破壊力です!
きれいに刈れます。
そして、いただいてから5年ほど経過しましたが、現在でも快調に芝刈りができているのです。
電動芝刈機を使用するためには、条件によってドラムコードも必要です。
ドラムコードとは、リール式の延長コードのことです。
なお、写真の黄色いコードは電動芝刈機に付属しているコードです。
掃除機のコードと同じ形で、このコードが長いほど遠いところまで芝刈機を使うことができます。
必要以上にコードが長いと取り扱いが面倒なので、一般的な庭であれば10mもあれば十分だと思います。
ドラムコードは防水タイプを買った方がいいですね。
雨のときや芝生に水を撒いたりしたときにビリビリくるかもしれませんので。
延長コードは、ドラム型の方が収納しやすいのでとても便利ですが、ちょっと高めです。
物入れはにはなんだかんだで、モノが増えていくので、ドラム型をおすすめします。
芝刈り前後の比較
写真では、分かりにくいかもしれませんが、芝刈り前後の写真で比較します。
おそらく今年最後の芝刈り(10月)になると思いますので、軽く切りそろえる程度の芝刈りをしています。
芝刈り前
芝刈り後
たいした庭ではありませんが、芝刈りをする前と後では、見た目がまったく異なりますね。
芝刈機は電動式をオススメします
電動芝刈機を試しに使用できたらその破壊力を感じることができるのですが、レンタルしてくれるお店はあるのでしょうかね。
一度使ってみたら、価格差以上のありがたさを感じることができるはずです。
電動式を強くおすすめします。
下記は私が使っている芝刈機の後継機種です。
きっと私が現在使っているものより性能がいいでしょう。
まとめ
リュウノヒゲを芝生の生え際に植えて雑草を防ぐというDIYレポートはいかがだったでしょうか。
芝生管理で必ず発生する刈り取った芝を利用する雑草対策についても書きました。
リュウノヒゲはとても便利な植物です。
芝生の生え際に植えることで、生え際の伸びすぎる芝生の悩みから開放されますし、雑草も抑えられます。
リュウノヒゲは密に育つ植物なのでより雑草が生えてきにくい状態を作ることができます。
芝生の生え際だけでなく、雑草が生えてほしくないところにはこのリュウノヒゲを植えることをおすすめします。
また、芝刈り後の刈り取った芝を土に敷き詰めることで雑草が生えてくることを防止できます。
除草剤よりは効果は低いかもしれませんが、庭の雑草を自然に則して抑えるには効果的な方法です。
雑草に苦労している方は、こちらも参考にしてください。
雑草との戦いは、できる限り減らしたいですね。