【簡単着火:動画付き】着火剤なしで木炭に火をつける方法を紹介します。

木炭に火をつける DIYで快適生活
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火を起こすことはとても簡単です

冬以外はバーベキューの季節です。焼肉も美味しいですが、サンマを焼いても美味しいです。外できのこを焼くだけで、家で食べるときとは違った味わいになります。焼きそばですら、ものすごく美味しくなります。ビールも当然おいしい!!ぜひとも外に出てバーベキューをしましょう!

バーベキューの火起こしで苦労している人が多いのです。苦労している人は、やり方が悪いので苦労しているだけです。手順(仕掛け)さえしっかりしていれば、ほったらかしでも簡単に火は起こせます。

視点を変えて見ましょう。世の中の火事はなくなりません。火事は火の不始末が原因であることが多いのです。火の不始末から勝手に火事に至るのですから、そこには火事に至る仕掛けが備わっていたということです。

火を起こすことは簡単な話なのに、火を起こしただけで不思議と尊敬される世界があったりします。

原始時代からずっとやってきてるはずなんだが・・・簡単に火をつけるぐらいで尊敬されることがあるなんて・・・ってラッキーです。

火起こしの手順(抜粋)

最初にざっと火起こしの手順をまとめます

1 新聞を裂いて丸める

新聞を割いて丸める

2 小枝(割り箸)を載せる

小枝(割り箸)を載せる

3 細かい木炭を載せる

細かい木炭を載せる

4 大きめの木炭を載せる

大きめの木炭を載せる

5 着火

着火

6 大きい木炭を追加

大きい木炭を追加

7 木炭を広げる

木炭を広げる

8 肉を焼く

肉を焼く

山火事と同じ原理を作る

山火事は簡単に発生してしまう!

山火事

火事の中でも、山火事を例に考えてみましょう。

空気が乾燥している季節は、世界中で山火事が発生しています。世界には自然発火で山火事になることもありますが、日本の山火事はたいてい火の不始末が原因です。その不始末は、偶然にも小さな枯葉を焼いてから最後は山々を焼き尽くしてしまいます。

そうです。

山火事と同じ状態を作ってやれば、簡単に火は付くのです。

その仕掛けを作ってしまうのが、今回のポイントです。

当たり前ですが、山火事を起こしてはいけません。

バーベキューどころではなくなります。火の始末は完璧にやりましょう。

山火事の原理

山火事の流れです。

地面に落ちて乾いている「小さい枯れ草」に火が付く

「枯葉」に火が付く

「枯れた小枝」に火か付く

「大きな枯れ枝」に火が付く

手が付けられなくなってきて、

最後に「生木」まで燃えてしまう

実際のところ、最初から「生木」はおろか枯れ枝でさえも簡単に火を付けることなどできません。

ですが、上記のような順序をたどってしまうと、山すら燃えてしまうのです。

当たり前すぎますが、ここがポイント!

燃えやすいものから順に燃やしていく

火起こしの仕掛け

バーベキューの火

新聞紙

新聞紙

新聞紙を使います。

新聞紙は万能です。新聞紙は、枯れ葉の代わりですが、着火剤みたいなものです。

実際、新聞紙のインクは燃えやすいような気がします。

新聞紙を裂く

新聞紙を裂く

新聞紙1枚を適当に縦に裂きます

※新聞紙は横には裂けませんね。横には裂けないように作ってるんでしょうね。

あまり細かく切らなくていいですが、上の写真のさらに半分ぐらいのサイズに裂いています。

新聞紙を丸める

新聞紙を丸める

丸めた新聞は、枯草のイメージです。

固くねじって丸めて並べます。

丸めた新聞紙の上に乗せる枯れ枝に火を移すために新聞紙を燃やすわけですが、火をつけるところを考えて、導火線のような感じで作っておいた方が便利です。そこまでこだわらなくてもいいレベルの話ですけど。

最初に新聞紙に火を付けるわけですが、新聞紙がゆっくり燃えるようにほどほどに固めに丸めた方が火が長持ちします。

新聞紙を入れすぎると、あとで灰が飛ぶことがあるので、まずは1枚で頑張ってみましょう。新聞紙は最初に燃やすだけのものですので、多くの量は必要ありません。

割りばし

割り箸

小さめの枯れ枝の代わりをするのが割りばしです。

もちろん、枯れ枝を拾ってきて利用してもいいでしょう。

我が家では、前回使用した割りばしを保管しておいて着火時に利用しています。

割り箸を折って載せる

割り箸を折って積む

折った割り箸を先ほどの新聞紙の上に載せます。

わざわざ折らなくてもいいのですが、割り箸は端から燃えるし、火のあるところに重点的に置きたいので、割り箸を折ると2倍に増えたも同然ですので、いつも折っています。

新聞紙が燃えたときに、割りばしに火が移るイメージで新聞紙の上に置きます。

火は上のものに順に移っていくので、燃えにくい順に新聞紙の上に載せていきます。

割り箸はキャンプファイヤーのように積めば特に燃えやすいです。

細かい木炭を載せる

細かい木炭を割り箸の上に載せる

大きな木炭にいきなり火は付きません。大きな木炭に火を付けるためには、まずは細かい木炭に火を付けます。

木炭はじっくりと燃えるので、この木炭に火が付いたらなかば火起こしは完了です。

できるだけ細かい木炭を割りばしの上に置きましょう。といっても、空気が通らないほどの載せ過ぎには注意しましょう。

大きい木炭を載せる

大きい木炭を載せる

大き目といっても本格的に大きく太いものは避けます。

薄い木炭の方が火が付きやすいので、これを細かい木炭の上に載せます。

大きい木炭は、しっかり火が付いてから載せましょう。

着火

仕掛けに着火

一番下の新聞紙に着火します!

マッチが便利です。そのままマッチごと仕掛けに突っ込めますから。

ライターの場合は火傷に注意しましょう。

 

着火後は、ときおり気を送ってやります。口でふーふーと送風してやってください。

送風は無闇やたらにしても効果がありません。送風は、火が燃え盛る状態にすることがポイントです。燃え盛ることによって、上に載せたものが発火しやすくなります。

 

着火してから燃える状態を動画にまとめています。

ごらんください。

火は上に向かって燃えていくということがポイントです。

「新聞紙」燃える

上に載せた「割りばし」乾燥する

上に載せた「割りばし」燃える

さらに、上に載せた「細かい木炭」乾燥する

さらに、上に載せた「細かい木炭」燃える

以下、繰り返し

この「乾燥させる」という手順が重要だと思います。

いこる

木炭がいこる

火が落ち着くと、細かい木炭がいこっています。

「いこる」とは、木炭が白くなってよく燃えているという状態です。

※「いこる」って京ことばとのことです。今回知りました。

ここで木炭がしっかり燃えていない場合は、仕掛けをばらしてもう一回同じ手順で火を付けてみましょう。

やり直したとしても、前回よりも木炭などの温度が上がっていることと、乾燥が進んでいることもあり、火が付きやすくなっています。

木炭の温度を上げること乾燥させることは火を起こすために必要な条件です。

大きい木炭を積む

木炭が燃えていたら、本格的に木炭を増やします。大きい木炭を仕掛けの上に積みます。

大きめの木炭を追加

いこっている木炭の上の方に積むことがポイントです。

木炭の上に置くことで、大きい木炭も乾燥していきます。乾燥すれば火が付きやすくなります。

コンロ全体に広げることを計算して木炭を積みましょう。

ほーっておいたら大きい木炭にも火は移るのですが、それでは時間が掛かりすぎるので、多少は空気を送ってやりましょう。

それなりの火が付いていれば、口で吹くだけで、しっかり火は大きくなります。

火を大きくする状態を動画にまとめています。

ごらんください。

火のついた木炭を広げる

火の付いた木炭を広げる

しっかり火が付きましたか?

先ほど載せた大きな木炭の一部が白くなって火が付いていたら成功です。

そのまま燃え続けそうなら、本番のバーベキューに向けてコンロ一面に広げます。

火の付いた木炭をコンロ一面に広げた後

大きな木炭の一部が白くなって燃えていれば問題ありません。

最後の決め手

肉を焼く

最初は、火力が弱いので、焼き加減が難しくなります。

そこで、まず最初に投入する肉は脂多めの肉から始めます。

「ホルモン」、「鶏肉」、「豚肉」などをお勧めします。

熱によって脂が木炭に滴り落ちたら、ファイヤー!

実は、滴り落ちる脂が最強の可燃剤なのです。

肉の脂が落ちるとどんどん木炭が燃えるので、それなりの状態になれば、どんどん肉を投入しましょう。木炭もがっつり燃え盛ります!

木炭が燃えすぎると焼き肉にはイマイチなので、燃えすぎたところは野菜を載せて火を落ち着かせましょう。

ほどよい木炭になってから、いいお肉を焼きましょう!

といっても、いつも食べ終わるころが一番いい火になっているんですけどね。

焼肉屋では、塩タンが最初としたものですが、塩タンはしっかり火が落ち着いてから焼いた方が美味しいと思います。実際、塩タンは思っている以上に脂が多いので、火起こし要員として使えないこともないのですが。

秋のサンマはかなりの脂なので、木炭で焼くのは難しいです。木炭に落ちた脂が燃え盛って、外は焼すぎ、中は半生になってしまうこともしばしばです。サンマはアルミホイルに載せて焼いたほうが美味しく焼ける気がします。

バーベキューに必要な道具

独断と偏見で選んだバーベキューに必要な道具です。

手袋

手袋がないと熱いです。手袋は必須です。私は右手だけ軍手して菜箸をもって、焼きながら食べています。

木炭も手づかみすることも多いですし。

左手は素手ですね。両方に手袋すると不便なことも多いですし。

トング、菜箸、コテ

手袋をするとはいえ、熱いので普通の箸では厳しいです。菜箸やトングはあったほうがいいですね。

特に焼そばするときはトングとコテは必須です。

うちわ


送風するために有効ですが、ピンポイントで送風できないところが欠点。扇ぎ過ぎると灰が飛ぶことも欠点

でも、我が家では常備しています。自分を扇ぐこともできるのは利点。

バーベキューに不要な道具

アウトドア好きは道具好きとイコールと思います。高級な道具を使わずに簡単にこなす人が一番かっこいいと思います。独断と偏見でバーベキューに不要な道具をまとめました。

着火剤

着火剤を使ったときと使わないときを比較しても、感覚的に火起こしの時間は変わらないと思いますが、失敗が少ないことは事実です。

失敗したらもう一度火を起こせば済むことですけどね・・・

着火剤がゆっくり燃えて、その火が木炭に移るだけのことです。新聞紙と割り箸をゆっくり燃やして、火が木炭に移ることと同じ状態です。となると、着火剤は不要ですよね。

まつぼっくり

まつぼっくりは松の油をしっかり持っているので、着火剤として使えるとか。入れ過ぎると煙が多いらしいので、ほどほどに。松の枝も同じでしょう。こういう自然のものを使った方が絶対にかっこいいですね。

火起こし器

家でやるなら、実は最強

木炭を火起こし器に入れてガスコンロでガンガンに火を掛けて木炭を着火するというもの。スピードと安定感はピカイチです。焼肉屋でも多用されていますね。

以前、我が家でも買って何度か使いましたが、火起こしは慣れたら簡単なので、最近は全然使っておりません。

バーベキューファン

送風するための電池式バーベキューファンなんてものがあります。

私の知り合いで、バーベキューよくやってます的アピールをする人が持っていますが、本当にバーベキューをよくやっている人にとっては、火起こしごときにファンは必要ありません。

持っててカッコいいか悪いかというと・・・・う~ん、このお金で、1ランク上の肉を買ったほうがいいと思いますね。

最近は、手動のファンもあるようです。

サランラップの芯


子どもに使わせたことがありますが、気をつけないと先っちょが燃えます。

子どもは容赦ないので灰が飛びまくるのも欠点。子どもはやりたがるので、何回かやらせるしかありません。

邪魔者

子ども


最初から一緒に火起こしをやると、奴らは火を付けたいのか、消したいのかやることが無茶苦茶なので、一緒に火を付けるのはとても困難です。

最初に子どもだけで火を付けさせて、失敗を繰り返させて飽きた頃に大人が火をつけるのが一番いい解決法だと思います。

まあ、子どもと一緒に火を付けるときは、失敗前提で気長にやりましょう。

子どもが失敗し続けた後に、あっさり火を付けたら尊敬されます。

まとめ

ハッピーモルモット

バーベキューの簡単な火起こしについてのDIYレポートはいかがだったでしょうか。

簡単に火を起こすために必要なことは適切な仕掛けを作ることです。

仕掛けさえしっかり作ったら、火を起こすことは簡単です。物質が燃焼するための条件は3つあります。その条件さえ満たせば簡単に火は付くのです。

これらの条件を満たすことを考えて、仕掛けを作って火を起こしましょう。美味しい焼肉、焼きそば、サンマが、そしてビールが待っています!

物質が燃焼するための3つの条件

燃えるもの

 今回のターゲットは木炭です。

温度

 燃えるために木炭の温度を上げなければなりません。

燃えたものの上に木炭を置くことで木炭の温度が上がるのです(乾燥もさせる)。

酸素

燃焼すると上昇気流が生じるので、自動的に上昇気流に乗って下から酸素は勝手に供給され続けます

こういう空気の流れを作ってやるために仕掛けは燃えやすいものから上へ上へと積んでやります。

酸素が足りないところ(早く燃やすため)だけに、ピンポイントに口で送風します。