中国新幹線の切符の買い方、乗り方、車内の雰囲気などをまとめました

中国新幹線の切符の買い方、乗り方、車内の雰囲気などをまとめました

中国鉄路高速(高鉄、CHR)


中国の高速鉄道は、高速で快適で観光にとても便利です。

「中国鉄道高速」と言うらしいのですが、現地では「高鉄」と表記されていることが多いです。

あと、「CRH」も多いかな。

ここ数年で、あっという間に中国じゅうをはりめぐらされたおかげで、乗り換えを活用すれば、どこまでも行くことができます。

しかし、日本と異なるところが多いため、戸惑うことも多々ありますが、それさえ注意すればとても快適に旅を楽しむことができます。

今回は、中国新幹線の切符の買い方、乗車手順、乗り換え手順、車内サービスなど、行く前に気になっていたことをまとめてみました。

※2019年11月の情報です。

乗車方法

切符(チケット)の購入


切符はこんな感じです。

日本の定期券と同じ大きさだと思われます。

ネット予約できるんでしょうか?

このご時世ですから、できると思いますが、かなりの人が並んでいるところを見ると窓口購入しかできないかもしれません。(推定)

日本では駅構内に切符売場(みどりの窓口)があるが、中国では建物は駅舎と同じだとしても切符売場(集票処)の入口が異なります。

あまり人がいないところに切符売場(集票処)があるので、少し探すことになるかもです。

広州南駅


広州南駅の集票処

駅構内1階のマクドナルドを正面に見て右手から駅を出てその先の左手に切符売り場がある。

位置的には、駅舎の南端あたりである。


「集票処」である。


写真撮影時はあまり並んでいないように思えたが、切符を買うときにはずっと列は長くなっていた。

グループの場合はまとめて購入することをおすすめする。

中国人と外国人で並ぶ窓口が違う場合もある。

難しい。


駅構内案内図や時刻表らしきものが表示されているが、ここの時刻表はよく分からなかった。


窓口は、日本の新幹線のみどりの窓口のようである。

日本語はもちろん、英語もあまり通じない。

メモやスマホを見せたほうがスムーズに購入できる。

外国人は、購入時にパスポートを見せる必要がある。

中国人も身分証を見せて購入しているようである。

なお、銀聯カードは使用可能であるが、クレジットカードは使用不可。

それなりの現金を用意しよう。


定期券のような切符である。

QRコードも付いているし、名前も記載されている。

広州南から陽朔まで1等車で225元(3,375円)であった。

かなり安い。素晴らしい!!

ちなみに、広州南から陽朔までは、東京から京都より近いぐらいなのに一等座でざっと3,375円。

さらに、2等座なら140元(2,100円)。

比べてはいけないのかもしれないが、この値段はすごいと思う。

陽朔駅(桂林市)


山しかないところに作られた巨大な陽朔駅である。

駅入口の左の奥にさらに人気がない切符売場がある。


寂しい「集票処」の案内である。

看板には気づきにくい・・・


客はだれもいない。

でも、このときも買おうと思ったら、人が並び始めた。

ここでも銀聯カードのみ使用可能。


窓口の横には自動券売機がある。

外国人は買えないと思う。(たぶん)


田舎とは思うが、そこそこ新幹線が走っている。

ひかりまでは止まるぐらいの駅のようだ。

珠海駅(広東省のマカオに隣接する経済特区)


マカオから中国内に入ったら珠海駅の入口手前に切符売場(集票処)がある。


ここは結構混んでます。


立ち席しかないと親切に教えてくれたような感じです。

中国語は分かりません・・・

ここも銀聯カードしか使用不能。


ここで購入したチケットはQRコード入のレシートタイプでした。

乗車ホームへの移動

新幹線のホームに降りるための改札は、発車の20分前から始まり、発車の5分前には終了する。

しかも、それはホームに入るために改札の話である。

その改札にたどり着くまでに何度もセキュリティチェックがあるので、乗車するためには少なくとも1時間以上は余裕を見て行動すべきであろう。

かなり余裕をもって行動しないと列車に乗れない。

切符の購入も必要であれば、1時間半から2時間前には駅に着いておきたい。

日本と違うところであるが、新幹線ホームには鉄ちゃんなどは存在しない。

ホームにとどまることができないからである。

たまたまかもしれないが、その手の趣味人を今回の旅では見られなかった。

広州南駅

世界有数の巨大ターミナルかもしれない。

さすまじい広さである。

広州南駅は東京駅よりも大きいのではないかと思われるほどの巨大ターミナルである。

十分に時間に余裕をもっての行動が望まれる。


駅構内にはフリーで入れるが、3階コンコースに上がるためにセキュリティゲートを通過する必要がある。

しかも、1ヶ所ではない。

1度セキュリティチェックが終わったからといって、油断は禁物。

1F→セキュリティゲートを通って3Fコンコース→改札を通って2Fホームへ降りる

さらに、2階ホームに降りるためには、さらに改札がある。

この改札でもセキュリティチェックがある。

また、乗り場はとても分かりにくい。

チケットに指定されているホーム改札口でセキュリティチェックを受けなければならない。


ホームの多いこと。中国新幹線恐るべしである。


ようやく目的のホームにたどり着くことができた。

発車直前といってもいいぐらいだった。

陽朔駅(桂林市)


新幹線発車前はかなりの人で駅前はごった返していた。

駅構内に入るためにセキュリティチェックが行われていた。

駅に入るだけでも一苦労である。

なお、駅構内には売店はない。

駅に入るまでに駅右手のキオスクで購入しておこう。

水560mlが5元だった。かなりふっかけた値段である。

ちなみに、広州国際空港でさえ500mlの水を2元で販売している。


セキュリティゲートを通過して2階コンコースに向かう。


コンコースは人でごった返している。

さすがは中国と感じるところである。

どこにも人が多い。


コンコース中央から3階ホームに向かう改札口。

発車の30分前にもなれば、おきまりの大行列ができる。


やはり大行列ができた。

今回は、立席券しか購入できなかったので、早めに並ぶことにした。


自動改札であるが、早めに進むとエラーとなるので、日本の自動改札よりは遅めに進むとうまくいく。


ホームにはなんにもない。

売店ぐらいほしいところである。


乗車位置が明示されている。

珠海駅(広東省のマカオに隣接する経済特区)


駅構内は賑わっています。


パン屋さんは結構おいしそう。

珠海には日本的なおみやげ屋さんも多数あります。

味は分かりません。


電光掲示板も分かりやすい。


奥が改札口です。

この駅はセキュリティゲートがこの改札の1回だけだった。

国境に一番近いところが一番ぬるい。

マカオ国境だから?


改札開始。

どの改札でも引っかかる人が出てくるので、どこに並んでもスピードは一緒です。


どこに並んでも同じと思って並んでいても、外国人は一番右のレーンしかダメだった・・・


パスポートの読み取りが必要です。

他の駅では、公安(?)が見て判断していたが、ここではICチップ読み取りが基本(?)だった。

係員はいるけどね。

乗り換え


陽朔から珠海まで新幹線で行くには、広州南駅で乗り換えが必要である。

あの巨大ターミナル広州南駅で乗り換えをすると考えただけで不安になる。

陽朔駅で購入した切符は、18:38陽朔発→広州南駅21:02着の新幹線だった。

乗り継ぎ列車の発車時刻は、21:50である。

乗り継ぎ時間は、わずか48分である。

日本であれば楽勝すぎるのだが・・・

5分前に改札が閉まることもあるが、駅の外にまで出されたら、かなり厳しい時間である。

当日中にマカオに入ることができるだろうか?

何度も書いているが、日本では余裕すぎる時間なのだが・・・

日本のようにホームを渡っていけるのだろうか?

まずは駅員に相談するしかないと気合を入れて列車を降りた。

切符は「陽朔→珠海」で購入したほうが安くなるのでは?と思うが、

中国では乗車する列車ごとに切符を買うことがルールのようである。


広州南駅到着。

相変わらずの巨大ターミナルである・・・

上りエスカレーターを降りると3階のコンコースである。

ん?駅から外に出なくていいらしい。

ということで、乗り換えは乗車するための時間ほどは掛からずに余裕でできる。

さすがに、20分はあったほうがいいと思うが。

新幹線車内

乗り心地はいい。

線路が真っ直ぐというのも大きいと思う。

中国新幹線を甘く見てはいけない。かなりいいと思う。

一等座


2座席×2列です。

液晶モニタも設置されており、快適な車内です。


シートもゆったり快適です。


座席下にはコンセントを完備している。

旅行者にはとても嬉しいサービスだ。

この点は、日本より進んでいます。


洗面台もきれいです。


トイレは航空機と同じ方式です。

バシュッと汚物を吸い込みます。

最初はビビリます。


デッキもきれいです。


シートのポケットに入っていた本です。

イメージは飛行機です。

格安航空よりも充実しています。


列車案内が入っています。

この列車がどれかいまいち分かりませんけど。


スマホにBaiduの地図アプリを入れていると楽しいです。

二等座(陽朔→広州南)


2座席×2列です。

ここでも液晶モニタを設置しています。


245km/h

一昔前の東海道新幹線レベルです。


東海道新幹線の普通車と同じような設備です。

シート下には、コンセントがあります。


テーブルを広げても同じですね。

二等座(珠海→広州南)


珠海と広州南の間は1時間ほどで結んでいて、通勤電車の延長のような雰囲気です。

雰囲気は、新快速と似ている感じです。

こんな2等座にもシート通路側にコンセントがあります。


列車中央には、テーブル席があります。

それぞれ知り合いではなさそうな人たちが座っています。


今回の旅行では、合計4つの新幹線に乗りましたが、この列車だけに車内販売がありました。

どんなに混んでいても、ワゴンは進んでいきます。

みなさん、結構買ってました。

牛乳らしきものを飲んでいる人が多いような?

 

あと、車内では電話しまくりで、動画見まくりです。

両方ともイヤホンなどはなです。

常識の違いですね。

慣れれば気にならなくなってくるので不思議です。

日本ではイラッときますが。